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未来に何を描くか、今何をするか。
先週9月28日にシェア冷蔵庫プロジェクトのイベントとして、サルベージパーティーを開催。
プロジェクトメンバーと、大塚雑貨屋のLiCoDのオーナーと店長、そしてもったいない料理人のみっきーさんが参加!
そして集まったサルベージされたい食品はこちら。
人参、ナス、長ネギ、りんご、オイルサーディン、ピーマン、玉ねぎ、鴨肉、ハンバーグ、かぼちゃ、ニンニク、薬味葱、キムチ、カツオ、きゅうり、梨、米、カレールー、ココナツミルク・・・
たくさん、集まったー!
メニューはカレー。事前にそれだけ伝えただけなのに、もったいない料理人のみっきーさんは『はいはいはい・・・これがこうなって、こうして。』と、手際よく考えてたっぷりスパイスを使った、野菜もたっぷり濃厚鴨肉カレーと、カツオの梨キムチソースがけサラダがあっという間に完成。
みなさんで、いただきます!!!
うっまあああ!コクがはんぱない!
日本のカレーというと、野菜がゴロゴロしているイメージだが、コクが深くて美味しいカレーは野菜を切り刻みじっくり炒める。これが鉄則みたいね。
水も、食材の水分を十分に生かしたり、隠し味にコーヒーやバターを入れたり、ココナツミルクのコクが生かされて、ごはんにかけるカレーというよりカレーはごはんのおかずのような感じで、たくさんあったはずのカレーがすぐになくなって、私はお替りできなかった、泣いた。(笑)
おいしいカレーを食べながら、食品ロスや食のあれこれについて語り、いろんなことを知り考えることができた。
このイベントを通して私は何を今描いているんだろう。
これからのことを考えると、サルベージパーティーはまた違った方向を生んでいいと思う。
というのはこのサルベージパーティーは、「食品ロスに興味があるから参加する」から、「楽しいから参加するパーティー」へ広がっていくべきだと思った。
現在あるサルベージパーティーって、ある程度食品ロス問題を知っていて、何とかしたいな~と思っている人が参加するもの。
でもそれって、食品ロスに興味ある人コミュニティーの中で終わってしまって、肝心の食品ロスを減らすことに関して社会への影響力は小さい。それ以外の人に食品ロスのことを知ってもらって、行動できる日にならなければ、もともとの目的;食品ロスを減らすを達成できない。
でも食品ロスに興味さえない人に食品ロス問題を考えようよと訴えても、振り向かせるのはかなり難しい。飲食店従事者でいつも食に関わっている人でさえ、食品ロスを問題視して行動している人は少ないと思う。それもそのはず、食品ロスなんか考えていたら、ビジネスの効率を悪くするから。そもそも廃棄分を考えて価格計算して販売しているところがほとんどではないかな。
そう、食品ロスとか社会問題って、頭でなんとなく分かっていても自分事にしにくい。そして、自分に利益がないと行動も移しにくいのが人間の心理である。
だからこそ、サルベージパーティーが有効だ。
でもこうして食品ロスが入口だと、永遠ループだからもっとエンターテイメント性な入口にするといい。楽しんでいたら食品ロス解消していた!っていうのが理想。
そしてそうした積み重ねで、食べ物は無駄に捨てない大切なもの、それが当たり前な社会になってほしい。
それが私の描く、見てみたい未来。
サルベージパーティーは、可能性しかない。
次回は10/20に開催するシェア冷蔵庫のオープニングパーティーとして。
参加申し込みは
現在ポルカでシェア冷蔵庫の活動資金を募っています。
ご協力お願いします!(ポルカで10/20のイベント参加権もれなく差し上げます!当日直接参加よりお得)
いつも応援ありがとうございます。
ぜひこれからも。
つづく。