おいしいとは何か。食文化の今までとこれから。
食べること、は、ほとんどの人間が毎日行っていることである。
生きるために栄養をとるために食べるというだけなら、動物同様、そこらへんの草や動物を生でむしゃむしゃイロイロと食べればいい。(最近完全食というものが出てきたけれどね)
けれど、人間だけは、食べるという行動に、美味しさを楽しむことを求めているはずなのである。
そのため、長い年月をかけ、時には外交関係や自然環境の変化・人の思考の変化などいろんな要素が混ざり合い、様々な料理が生まれ、食は文化として開発・定着・継承してきた。