月刊MJ 2022年9月号
こんにちは。
過去のMJについてどんどん触れていきたいと思ってます。
9月号のMJでは、フィルムのことをご案内しました。
フィルム製品は日常生活ではなくてはならないものになってますが、最近ではフィルム製品を減らしていこうなどと少しみられ方が変わってきています。
透明だったり、キラキラしたシルバー色だったり、薄いので1枚のフィルムに見えても性能の違うフィルムが2枚、3枚と貼り合わされた高いスペックのものがいろいろあります。
9月号の表紙は、傘をフィルム(袋)に見立てて、フィルムの外側と内側でのどのような効果があるのかを描いてみました。
傘さしてるのに雨粒が漏れてきたら、服が濡れちゃいますね。
→ 袋の中に湿気が入ってきたら、お菓子は湿気ってしまう
日傘としてビニール傘を使ってたら暑さも和らがなく日焼けしちゃいますね。
→ 透明な袋だと光を通してしまい、光に弱い抹茶のお菓子だと変色してしまう
本編の内容では、このようなフィルムの特性を考えて、ご提案した結果、お客さまの中でどのような効果があったのかをまとめせていただいてます。
栗きんとんで有名な中津川の川上屋様では、栗のサブレの袋用の袋を防湿性の高いフィルムで製造させていただいたところ、湿気りによる品質の劣化を防ぐことができ賞味期限を伸ばすことができました。
京都亀岡の渡辺製菓様では、現状より防湿性の高いフィルム2種類を使用した保存試験を行った結果、ハイバリアな方は1年経っても湿気りもなく乾燥剤も膨れてない(外から水蒸気が入ってこないので水分を吸収してない)。もう一方のフィルムはスペックが少し劣ることもあり、半年以上経つと湿気りが発生し、乾燥剤もパンパンに膨れていました。
香りの面では、ミントの香りをつけたマスクを販売したい思いがあった企業様が通常使うフィルムではどうしても香りが抜けてしまうので断念しようとされていたところにお話を伺い、フィルムのご提案と保存試験をさせていただきました。
1年間経過しても香りは保てており採用をいただきました。
パッケージを通して、お客さまの悩みや課題を解決できることは非常に大きなやりがいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ご興味がございましたらMJをダウンロードしてご覧ください。
株式会社メイワ
愛知県名古屋市西区那古野1-37-10
TEL:052-565-1722 / E-Mail:mw@maywa.com
www.maywa.com
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