映画感想文「ピノキオ」
機会があり、先週ディズニーランドへ出掛けた。
10年ぶりでなおかつ日頃ディズニー映画を見ないので、パレードに出てくるキャラクターの大半を知らないという事態。
知らないが故に楽しめないって勿体無いなと思い、早速Disney+に入会して、美女と野獣、ラプンツェルなどのいくつかの新作(?)映画を見つつ、小さい頃にビデオが擦り切れるほど何度も見た「ピノキオ」をふと見つけた。
ピノキオで覚えているのは、おじいさんがくじらに飲み込まれるシーン(?)が毎回恐ろしかったなくらいのもので、幼少期の自分のルーツを辿ってみたくて今回見てみたが、、小さい頃(5-6歳)の私は、いったいどこまで理解できていたのか。
以下、回想(かっこ内は感想)
・一番星に願いを祈ったゼペットが寝てから、その願いを叶えにきた女神様「勇気を持って生き、正直で優しければ、いつかはほんとうの子どもになれます」「クリケット、ピノキオのりょうしん(両親?良心?)になりなさい」
クリケット「この世には誘惑というやつが多くてね、、」
(ピノキオってこんな深い設定があったのか。。)
・生命を与えられた翌日に小学校に送り出されるピノキオ(しかも一人で通学させるスタイル)
・通学中に悪いやつに捕まる(でしょうね!)
・劇団的なところで監禁されてタダ働き確定
・女神が一度きりですよとのことで鳥かごから出してくれる(私の中でピノキオと言えば嘘をついて鼻が伸びる話という思い出だったが、実際には鼻が伸びるのはこのワンシーンかつ1分程度)
・逃げ出せたかと思えば即誘拐されて島に連れて行かれる
・耳とか尻尾とか半分ロバにされたものの、なんとか逃げおおせて帰宅するも家にゼペットがいない
・「ゼペットが鯨に飲み込まれて体内で生きている」主旨の手紙が届く(何の前触れもなく突然鯨に飲み込まれる状況ってなに!?)
・鯨を探し、体内でゼペットと再会
・火を起こして体内から出て、なんとか浜辺へ到着するもピノキオだけ意識戻らず
・女神様「勇気を持って生き、正直で優しければ、いつかはほんとうの子どもになれますと言いましたね」ピノキオ、完全に人間として復活
各シーンが唐突なことはさておき、適度に子どもをビビらせる展開と、星に願いをかければ夢は叶うんだよというストーリーは、情操教育上とても良かったんだろうなということはよく分かった。(小さい頃の私も、鯨のシーンの怖いもの見たさで何度も見ていた気がする)