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ドラマ「サンクチュアリ -聖域-」備忘録

Netflix制作ドラマ。
相撲をテーマにしたドラマと聞いて、文化への興味で鑑賞。

こういう企画って誰が持ち込むのかな?
日本ユーザーにもだが、海外ユーザーウケがかなり良いのでは?と思った作品でした。

最近、外国人の同僚からは、「Old enough!(初めてのおつかい)」や、「ストリートグルメを求めて(居酒屋とよの紹介)」、「クイアアイ」など、Netflixで"Japan"を観た感想や質問が話題にあがることが多い。

今回のサンクチュアリでテーマとなっているのは相撲。
1500年もの間続く文化遺産的な娯楽(あるいはスポーツ)なのに、日本人ですらその実体を語れる人は少なく、且つ知る人であっても内向的な日本人の口からはなかなか語られない世界。

土俵、女人禁制、世襲文化、タニマチ、宗教、マスコミによる情報売買、桜、下町の街並みとスカイツリー、陰湿なイジメ、自殺(心中)等々、日本特有の描写が意識されているように思った。
改めて、Netflixは単に心を打つ作品を作るにはとどまらず、グローバルな視点を持った情報発信に工夫が施されているなと感じる。

本題について。
相撲の世界の厳しさが、想像以上だった。
厳しさというのは、トレーニングや体づくりといった面ではなく、寮生活を共にする先輩方への気の遣い方、お給料、場所毎の番付競争(想像以上の力士の多さ…!)、ケガなど、身を削られるような感覚。

そして、勿論だが、恵まれた体格も必要。
そして身体に相当な無理を強いている分、怪我や病気のリスクも高いし、選手(?)生命も短い。
他の仕事やスポーツの人に比べても、一つ一つの勝負が自分の選手生命との戦い。一戦に賭ける想いが強いからこそ、観客としてはその熱量を感じられて楽しいのだろうと思った。
強い人、かっこいい。

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