第8話「曲作り」
かわゅう「でも、どんな曲にするの?」
とった「コンセプトが決まらないとなんとも言えないよね。」
たぅた「どうするんだ。まゅう。」
まゅう「うーん。文化祭といえばなんだろうか。」
たぅた「無理に文化祭で考えなくてもいいんじゃないかな。」
とった「たとえば?」
たぅた「僕たちのグループのはじまりを描くとか?」
かわゅう「うーん。だけど、文化祭をテーマにした曲も作ってもいいんじゃない?」
まゅう「まぁ、たしかに。」
たぅた「とすると、やっぱ文化祭に関する歌詞を考えなくてはいけないのか。」
とった「でも、そんなすぐに歌詞なんて・・・。」
まゅう「みんなで作り上げた夢のステージ。」
かわゅう「え?」
とった「いいんじゃない。」
たぅた「他には?かわゅう!!」
かわゅう「え!?えぇ...笑顔あふれるこの瞬間。」
たぅた「いいね。」
まゅう「この調子でどんどん歌詞のアイデアを出していこう!!」
たぅた「じゃあ、次は僕だな。僕は、未来へ続く祭りのメロディ。」
とった「ふーん、じゃあ俺は、心がつながる文化祭の魔法。」
・・・数時間後
まゅう「できた!!」
かわゅう「できたね。」
とった「いい出来じゃない。」
たぅた「そりゃそうだろ、この4人で考えたんだから。」
まゅう「そうだな、じゃあ、できた歌詞は文化祭当日に発表しようか。」
たぅた「だれに?」
まゅう「こっちの話だ。気にすんな。」
とった「まぁ、小説だから、作曲は将来できるときにするとして、とりあえず、他の準備に取り掛かろうか?」
まゅう「そうだな。」
こうして、曲作りを終えたまゅうたちは、他の文化祭の準備に取り掛かることとなった。