わかったさんとこまったさん(読書の記録)

子供の頃から読書は好きな方であった。
幼稚園の頃から絵本を好んでいたし(余談だが絵本をいただく機会があり「ゴキブリ」というリアルな絵でゴキブリが紹介されている絵本をチョイスして親をドン引きさせた)小学生の頃も児童書をよく読んでいた。特に好きだったのは多くの子どもが通ってきた道だと思うが「かいけつゾロリ」シリーズと「わかったさん&こまったさん」シリーズだ。

わかったさんはお菓子をテーマにした物語で、こまったさんは料理をテーマにした物語である。わかったさんはクリーニング屋の娘でこまったさんは主婦なのだが、本人の口癖がそのまま名前および本のタイトルになっている。ごくごく現実的な場面からお菓子&料理をするシチュエーションになるとなんとも不思議な世界に巻き込まれてゆき、そのファンタジーのようなでもちょっと怖いような世界観が楽しい。作中に登場したお菓子や料理のレシピも載っており、本に出てきた食べ物が実際に作れると思うとワクワクした。

最近わかったさん&こまったさんシリーズを少しずつ集め始めている。急に懐かしくなって集めたくなったのだ。

たまには童心に帰るのも悪くないと思う。

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