親ができること、できないこと。
毎週木曜のテレ朝ドラマ、となりのチカラ。
遊川さんの脚本で、松潤主演で、松嶋菜々子さんも出る!見ない理由がない!と思って見てます。
視聴率は低迷しているよう。うんうん、なんとなくわかる。
わかるけど、今日言いたいのは視聴率低迷の理由ではなく、
先週放送の第6話で主人公が言ったセリフ、
「親は木の上に立って見守るから親なんだ」というセリフ。
なんとなく気になったので、調べてみました。
このセリフ、かの有名な「3年B組金八先生」でもあったみたいで、昔から言われているみたいですね。
でも、本来の親という字の由来は違っていて、左側は「辛」と「木」を表しているのだそう。
「辛」は針を表し、昔は木を切る時に針を刺して神に捧げて位牌を作っていた。親の位牌を子が見ている。
親が見るのではなく、子が見ているのだという、なんともおもしろいなと思います。
子は位牌になる前の親のこともよく見てますよね。
「育児は育自」という言葉が思い出されます。
親がなんでもしてあげている感覚でいがちだけど、親は子供から教えられることばかり。
親ができることは、
子供の衣食住を満たすこと、気持ちを伝えること、くらいだなって思ってます。
親ができないことをできると信じ、無理にやろうとするから、疲れたり落ち込んだりするんですよね。
やって欲しい習い事をやらせたり、
成績を上げようと勉強に力を入れたり、
苦手なものを食べさせたり、
試してみるのはいいけれど、子供が拒否しているのに無理に続けるのはほんとに逆効果。
私が小学校の頃、どうしてもピアノが習いたくてずっとお願いして、やっとの事で習わせてもらったのですが、
私が習ったら、妹はそんなにやりたくないのにセットみたいに習うことになって、
やっぱり妹は練習も熱心にしないから、上達しないし続かなかったんですよね。
夢中になれることなら、やめろと言ってもやるはずなのに。
親ができることで1番効果的なのは、
親自身が楽しそうに暮らしてること。
パートナーシップも結構同じで、
相手が楽しそうにしてくれてたらそれだけでいい。
今日のカムカムエブリバディ、
るいがジョーに待ってるよーって言ったのが、すごくよかった。
相手の帰りを待つ。待ってくれる人がいる。
そんなささやかな幸せこそ、最も尊い。
親は親で、子は子。
別ものだから、相手の気持ちは分からない。
自分の感じてる気持ちを伝える。伝え続ける。
忘れたくないことのひとつです。
小さい頃、お腹が空いていた記憶なんてほとんどない。いや、全くない。
お母さんありがとう。当たり前じゃないって気づいたのは遅かったなぁ。今では本当に感謝してます。
親という字の話から、
親ができること、できないこと、
パートナーシップ、幸せについて書いてみました。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
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