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お茶でもひとつ : 白毫銀針

週末の読書時間にコーヒーを飲むかそれとも、と迷ったけれど、古文を読むつもりだったので、やはり中国茶にしました。
日本茶じゃないの? というツッコミはさておき、今回のお茶は「白毫銀針はくごうぎんしん」。
茶葉の芽を使って作るというお茶です。

銀の針という名前の通り、
白っぽくて細い形。

本当にホワホワした毛が見える! 
袋から出した茶葉を見て感動しました。まだ芽の状態なのでうぶ毛があるのですね。お茶のうぶ毛なんて、初めて見ました。
茶葉は甘いような、若々しいような香りです。

さて1煎め。
透明な水色。ちゃんと淹れられたのかな… と思ってしまうような薄い色合いでした。
茶葉の時に感じた、若々しい香りがしました。
味わいは少し苦いような、それでいてすっきりしているような。

これで色が出ているのか、いないのか…

続いて2煎め。
なぜか先ほどよりも濃い色が出ました。
香りも、より甘さが出てきたような気がします。
が、味がいまひとつよく分からず。
喉ごしの軽いお茶だということなのですが、すっきりさっぱりしていて、私にはその繊細な味わいをとらえることができなかったようです。

1煎めとは別の写真です、念のため(笑)
目で見たときはもっと濃い色に見えました。

3煎め以降は、色も香りもあるものの、味がよく分からないままでした。
ぬるめのお湯で長めに蒸らすとよかったようですが、そもそも自分の味覚に信用がおけません(苦笑)

どうも自分は、中国茶の世界に足を踏み入れたばかりのわりには、色を見たり香りを聞いたりすることについこだわってしまって、お茶自体を味わうことができていないみたいです。
それはnoteの記事にしようという下心のせいでもありますが、そういった観察しがちな飲み方ではなく、もっと気楽に純粋にお茶を楽しむことも必要なのかも。

さて飲み終えた後の茶葉、写真に撮ったつもりで撮り忘れていたようです。
7煎ほど飲んだのですが、それでも茶葉はほとんど開きませんでした。葉ではなく芽だから、そんなに広がるものではないのかもしれませんね。

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