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初詣とおみくじと。
松の内も今日までなので、近所の神社への初詣に
行ってきました。
三が日を過ぎているのでだいぶ人出は少ないですが、それでも列ができています。
![](https://assets.st-note.com/img/1673087706477-7clln4hoW5.jpg?width=1200)
おもしろい形の雲が出ていました。
飛行機雲でしょうか?
近所に神社があるというのはなんとなく安心するというか、心の拠りどころになるもので、どこかに出かける前にはほぼ必ずお詣りに行っています。
コロナ以降は出勤時間も自由になったので、会社に行く前にも立ち寄ってみたりするのですが、平日でも参拝者がわりといて、私と同じような出勤途中の人を見かけることもあります。
自分が好きな神社が人で賑わっているのは嬉しいですよね。変な例えですが、自分の推しにたくさんのファンの人がいるのが嬉しいというか誇らしいというか、そんな感じで。
今日はちょうど昇段参拝をしている家族がいて、ご祈祷の鈴の音を聞くことができました。鈴や太鼓の音は神様に歓迎されているサインだそうなので、これはラッキーです。実家問題でへこみがちな私の気持ちを、引き立ててくれたのかもしれません。
社務所はおみくじを引く家族連れで賑やかでしたが、私は引きませんでした。ここではあまりいいおみくじが出たことがないのです。
そういえば先月の下旬ごろに久しぶりでおみくじを引いた時はちょっと驚きました。
ここのおみくじには万葉集の歌がついているのですが、先月のときはこんな歌でした。
「千葉の野の児手柏(このてがしわ)の含(ほほ)まれど あやにかなしみ置きて誰(た)が来ぬ」
万葉集・第二十巻の防人歌です。
ちょうど千葉の実家の母のことが気になっていたときでした。
防人歌で歌われているのは置いてきた恋人のことだろうと思われるのでちょっと状況は違うのですが、「千葉に置いてきた人」というところが自分そのもので驚かされました… おみくじも意外とあなどれませんね。
万葉集もなんとか読破してからだいぶ経ってしまいました。他の未読本に手を出してしまうのでなかなか万葉集の再読ができずにいるのですが、今年はせめて犬養孝先生の万葉本だけでも再読したいなあ、なんて思っています。