デザインのアプリに苦手意識がある人へ
新しいアプリを使うことになった
久しぶりのnoteの更新になります。
最近自分の環境が変わり、そちらに労力を割いていたため、SNSの更新が後回しになっていました。
そのおかげもあって、前から書く予定だった記事を、さらに最近の自分の実体験を踏まえて書くことができ、結果よかったと思っています。
そいうのも、ここ最近今まで触ったことのないアプリを使ってデザインをしています。学生時代を含めると約20年間ほどほぼイラレ、フォトショオンリーでやってきました。
以前、イラレやフォトショの代用としての無料や買い切りの別のアプリも試したことがあるのですが、なんせ自分の頭と指の動きが一致しないストレスからすぐ挫折して、「やっぱりAdobeだよねー」となって以降使うことはありませんでした。
しかし、先日仕事で「Figma」というアプリを使わざるを得ない状況になり、試すことになりました。
耳にしてはいたものの、正直自分とは関係ないと思っていたくらいどんなアプリか知りませんでした。そんなまっさらな状態から触ってみて、
触り初めの感想としては…
・イラレやフォトショなら自分のイメージ通りにできるのに、もどかしい!
・イラレのように文字に対して細かい設定ができないくてもどかしい!
↓
少し慣れてくると
・あれ!?なんか(Adobeより)便利なところもあるじゃん!
↓
さらに慣れてくると
・大昔に使っていたAdobeのfireworksに似てるなー
・これ無料で使えるのすごいじゃん!
というように気持ちに変化がありました。
まだまだ機能の面でわからないところを随時ネットで調べながらで熟知には至っていないのですが、使えるようにはなって大分見え方が変わってきました。
使ってみての学び
ここでの学びがいくつかありました。
1.毛嫌いせずやってみる!
難しければAdobeでもいいとは言われたものの、自分の知っているアプリ以外は使いません。というのは「便利なスマホやPCがあるのに、FAXしか使いませんみたいな感じ」になっていきそうなので、今出てきていて便利でメジャーなアプリは試さなくてはダメなんじゃないのか!?と思い、
うまく使えなかったら嫌だな、難しかったら嫌だな、、、というネガティブな気持ちと戦いながら触ってみました。
触っていくと先ほども書いたように「慣れなくてもどかしい」→「便利で無料で使えるのすごい!」というように印象が変わりました。(現在進行形)
結果やってみなかったら、見えなかった世界や経験があります。
年を重ねるとどうしても今まで通りが安心で、これがいい!というこだわりも強くなります。なので今回のこのアプリの試さざるを得ない状況になった件は、自分は絶対これじゃなければみたいなものを、取り払ういい機会でした。
2.何事も1つ1つ!
昔のイラレ・フォトショの習得に苦労した経験から苦手意識がついていて
「自分はこういうのわからない」と漠然とした「わからない」にしないで、
細分化して一つづつ「わからない」を解決していくことです。
私はこれが苦手で(説明書読まないタイプ)、とりあえず触って覚えたい派のなのですが、だいぶ大人になったので(笑)何がわからないで今つまづいているかを面倒ですが1つ1つクリアにしていく地道さが大切だということを実感しました。
3.独学できる良い時代!
今はどんなアプリでも其々わかりやすくまとめてくれている人が多い本当に良い時代です。他の記事にもよく書いていることですがが、今はアプリの習得もいろんな人が無料でyoutubeやブログなどでやり方を公開しているので、独学できるとても素晴らしい時代だと思います。そのことを今回は自分の身をもって体験しています。
しかし、逆を言うとほぼネットにあるので「わからない」は通用せず、
分かろうと調べたりすれば(おそらく)わかるから、その対象への興味や相性、モチベーション次第かなとも思いました。
当時のもどかしさを思い出す
私も初めて大学でDTPに触れ、イラレを使い始めた頃超超超苦手でした。パスがうまく使えない、ベジェ曲線て何!?と4年間思っていました。笑
自分が思っているように操作できないもどかしさはもちろん、自分の思い描くイメージ通りに表現できない悔しさに苦しんでいました。それを今新しいアプリを触ってみて、その当時の感覚を思い出しました。
今はどうかわかりませんが、当時そんなにイラレを巧みに使える美大生ってあまりいない印象で、どちらかというとアプリケーションの使い方よりも「考え方」や「センス」を鍛える場所という印象でした。
そのため、新卒の頃は頭の中の「考え」はとても高尚なのだけど、業務的なアプリの使い方に関してはほぼ素人だった(笑)ので本当に悔しく、辛かったのを覚えています。
やがて仕事にしていくうちに慣れていき、私は2年目頃からようやく自分のイメージを現実化するアプリの操作が一致してきた感がありました。
終わりに「デザインのアプリに苦手意識がある人へ」
アプリの習得は個人差もあり、結果「使って慣れていくしかない」の一言ですが、もしこれを読んでくださっている方の中で「デザインが好き!だけどデジタルが苦手、イラレとかフォトショがむずい!」という人も、自分は合わないからといって諦めないでと思います。
そういう人は絶対アナログが得意な傾向があるので(私調べ)、習得は人よりゆっくりかもしれませんが、一度アプリの操作感を自分のものにしてしまえば、そのアナログでの表現力を存分に発揮できる強みがあると思っています。
私は今回、デザインのアプリの使えないもどかしさを再体験したことで思い出した感覚や気持ちがあり、シェアしたいと思いました。
これからも新しいアプリや技術に関しては勉強と慣れは続くので、苦手ではあるけれど、心折れずにやっていければなと思っています。
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