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脳動静脈奇形が分かってから



検査で判明した脳動静脈奇形(AVM)。

医師からはまず、治療をする・治療はせずに経過観察をする、の2択について説明を受けました。

私の場合、てんかんや頭痛などの症状もなく、日常生活にはなんの支障もありません。
未破裂の場合は、破裂のリスクと治療した場合の副作用などのリスクを比べた場合、治療しないという選択もあるとのこと。

特に高齢の場合などは、積極的な治療はお勧めしないそうです。

(あくまで私と同じく位置に同じサイズで奇形があった場合だと思います。)

ただ、私が受診したそもそものきっかけは不妊治療で、妊娠を希望している状態。

妊娠中は、体内の血液量が増加し血圧も上がることから、出血のリスクが高まるそうです。

なので、脳動静脈奇形がある状態での妊娠は、脳出血のリスクが高く避けた方がいいとの事。
産婦人科でもそのようなリスクがある状態では治療を継続できないと言われてしまいます。


・脳動静脈奇形の治療をし、寛解した状態で妊娠に臨むか

・脳動静脈奇形の治療はせず、妊娠は諦めるか

この2択で私は前者を選びました。

突然告げられた病気で妊娠希望の想いを諦められなかったこと、
妊娠のことを考えなくてもこれから何十年と続くであろう人生、ずっと脳に爆弾がある、と考えながら生活したくなかったからです。

次回は、提示された治療方法と、どの方法を選択したかについて書いていきます。

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