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【804/1096】話すと放す
新しく開発した心と身体セラピーのモニターセッションは、いままでカウンセリングに馴染みのない、専門家に話を聴いてもらったことのないという方に、あえてお願いして受けていただいたりしている。
つまり、カウンセラーに話を聴いてもらうというのは、こういうことなのか!という体験にもなっている。
心と身体セラピーは、話をして聴いてもらう時間と、自分自身で身体を動かす時間がある。
話をするのは基本20分なのだが、その20分でもしっかり聴いてもらうと、
「話さないとわからなかった」
「話したことで理解が進んだ」
「話して、聴いてもらわなかったら気づかなかった」
みたいなことが、ぼろぼろ出てくる。
モニターセッションで一番多い感想が、
「なんでも話して大丈夫な安心感があった」
というものだが、
これがないと人は話せない。
そして、今まで話せなかったこと、特に人には話してないけど困ってたこと、長いこと自分の中に仕舞っていた悩みなどを話せると、その人から放れるのである。
「話す」は「放す」につながる。
沈黙は金という諺はあるけれど、それは時と場合による。
悩んでいることや困っていること、ネガティブなことなどは、沈黙していると毒になることがある。
誰かに話せると、それが手ばなれていく。
手を放して観てみると、「あれ?」と見方が変わることも多々ある。
先日、モニターセッションを受けてくださった方から
「高いエキスパート性を感じた」とフィードバックをいただき、自分の「聴く」を磨いてきた甲斐があったと思った。
もちろん、聴く技術を磨くのに終わりはないのであるが、励みになる。
モニターセッションは、50名達したのですが、
3回以上継続して受けていただける方を引き続き募集しています。
継続して受けると、変化が持続しやすく、また深いところまで内観できるようになる方が多いようです。
お気軽にお問合せください。
では、また。
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