【283/1096】数字が苦手
283日目。雨がすごい。昨日の夜中も雨の音がすごくて目が覚めた。音がよく聞こえる。
子どもたちが、宿題や勉強をやる時間に、ママが一緒にいてほしいというので、毎日1時間、その時間を捻出することにした。
やってみて思ったのは、勉強をやっているとき、気軽に話しかけられる(質問できる)人が近くにいると捗るんだなということ。
そして、しょっちゅう声を掛けられる。
答えを教えてというものは、こうするとわかるかもよ?と調べ方をお知らせする。
自分で辞書を調べたり、iPadで調べたり、いろいろするようになった。
そして、小学4年生になると、教えるのが難しくなるのだなと知る。
自分の知識の問題もあるが、すでに自分が知っていることを使わないというのが難しいのだと知る。
例えば、算数で、「え?これは方程式を使わないで解くのはどうやるの??」となってしまう自分がいる。
そして、ああでもない、こうでもないと一緒に考える。
それがけっこうおもしろい。
そして、ああ、私の数字への苦手意識ってこのくらいの年齢で染みついたんだなーと思う。
だけど、子どもと一緒にやってみると面白いのだ。
そして、うっかり、こんな本も買ってしまった。
算数、おもしろいじゃんか・・・と今頃思っている。
そして、目の前の大人が知らないことを、子どもが一生懸命教えてくれようとする。
この人に教えようとすると、説明の筋が通っていないと伝わらないので、説明しながら、自分で矛盾に気づいたりして、学びになっている。
なかなかよい。
算数だけではなくて、作文を書くとか、文章を読むというときも、知らない漢字の書き方や読み方は覚えるしかないが、どうすると大人に説明できるか?を考えるのはなかなかよさそうだ。
適切に問いを投げてあげると、びっくりするほど吸収したりするので、内心驚く。
教師の仕事は、こういうのが面白いのかもしれない、と思ったり。
私は「大人は何でも知っている」を装わないことにしている。
子どもに「大人は完ぺきではない」という見本を見せるのが私の役目だと思っている。
完璧でもないし、なんでもできるわけないし、知らないこともいっぱいあるし、失敗も山ほどしているのだと身をもって示すと、子どもが安心するのがわかる。
「あ、そうなの?」とホッとしている。
子どもは、できなくて、わからないことをバカにしない。
私が、「わからない」と言えると、子どもも「わからないことをわかったふり」しないようになる。
それが、勉強している中ですごく大事だなと思う。
わからないことを、わからないと言えないで、質問できず、理解しないまま放置すると、わからないの雪だるま方式のできあがりである。
そもそもどこからわからなくなったか、わからなくなってしまうという。。。
(↑過去にやった人)
正直、毎日1時間も子どもが勉強するのに張り付くのはきつい・・・と思っていたが、やってみるとなかなか面白いなと思う。
その間にほかにできることを考えてしまうこともあり、いつまで続けられるかなと思わなくもないが、ひとまずしばらくは続けてみるつもり。
では、またね。