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食育
PTAのセミナーで食育の講座があって、受けてみた。
料理は好きだ。
料理教室に通ったこともあるし、子どもの頃からご飯を作るのは好きだった。自分の好きなものを作れるというのがよかった。
だけど、家族のために食事を作らなくてはならない、と思うと途端に苦しくなる。特に子どもを産んだ後、子育てをしながら、この子の食べるものは全部わたしに責任がある、と思ってしまって、苦しかった。
無添加で安心で安全なものを、味覚が育つように、身体が丈夫になるように、食べさせなくてはと考えてしまって。砂糖は中毒になるからなるべく使ってはいけないと聞くと、砂糖を使わないように、塩味が強すぎると、どんどん味付けの濃いものを食べたがるようになるので気をつけろ、と聞くと、塩は出来るだけ使わないように、などと、情報に振り回されてしまっていたときもあった。
でも、自分が苦しいと、全然楽しい食事にならなくて、そっちの方がよっぽど子どものためにならないのじゃないか?と思ってから、あまり気にするのをやめた。チョコレートも解禁してしまった。チョコレートは砂糖の塊だから、出来るだけあげないようにと保健指導の時に話を聞いたので、子どもにはあげないようにしていたのだけど、それも毎日チョコレートばかり食べていたら問題かもしれないが、少しくらいはいいか、という気持ちになって。
今日、受けた食育の話は、「知育、徳育、体育」を食事は担っていますよー、という話と、共食を大事にしましょうという話がメインだった。
バランスよく栄養素を取り入れるために、簡単に作れるレシピや、手抜きできるメニューなどの紹介や、発酵食品にとても詳しい先生だったので、発酵食品の良さなどについてお話を聞けて、なかなか面白かった。
朝食にいろいろ数を用意するのは負担に思う人は、味噌玉がいいですと言われていて、味噌玉をラッピングしてプレゼントしたかわいい写真などを見せてくれた。味噌玉をプレゼントする、なんて全然思いもしなかったけど、もなかみたいな皮の中に、とろろ昆布と味噌玉を入れて、リボンがかけてあるととてもおしゃれに見えた。
そんな風にどうしたら、もっと気楽にできるか?楽しくできるか?の工夫をしてみる、というのは楽しいかもしれないなと思った。
手抜きすると思うと、ちょっと罪悪感が湧いたりする。
家族のためにちゃんとした食事を作るのは主婦や母親の務めだ、という思い込みがまとわりついているからかもしれないけど。
でも、楽しくするための工夫だと思うと罪悪感もあまりなくて、なんなら子どもたちと一緒に考えてみたっていいなと思う。
そんな風に発想の転換をしてみるといいのかも。
食事は、一生するものだし、食べ物がわたしを作る、という思いもある。
だけど、それをするために躍起になって疲れてしまうよりは、お惣菜を買ってきて食べたっていいし、外食したっていいか、と思う。
コンビニのお弁当を買って食べる日があってもいいかと思う。
毎日丁寧にちゃんとした食事を作れないわたしを責めていたときもあったんだけど、責めているより、楽しく食事ができる方がいいと思い直した。
食育の講座でも、楽しく食事ができると、オキシトシンが増えて、幸福感が上がると言っていたけど、きっと、何を食べるかよりも(それも大事ではあるけど)、その食事が楽しく美味しく思えるか?が大事なんだと思う。
というわけで?今日は、焼肉。
たくさん美味しく食べました!
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