【61/1096】自分が自分で自分を育てる
61日目。日曜日はわりと盛沢山の予定が入ることが多く、今日も一日目いっぱいだったが、とても充実していたなー。夜、noteを書くときは振り返りのような気持ち。今日は、継続した先に何があるのか、ちょっと楽しみになっています。
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子どもが中学受験をする予定なので、そのための準備をしている。
ある塾の説明会で、
「自分が自分で自分を育てる。仲間の力も使って自分を育てる」
ということをやっていくと言われた。
「学び方を学ぶ」「教えられると教え合うは違う」という話を聞いて、今まさに自分が取り組んでいることそのものだ!と思い、それを今はもう小学生がやるんだなあと、時代の変化を強く感じた。
その塾の先生たちが、本当にそれを楽しんでやっている感じや、子どもたちをとても尊重して自ら気づいてもらえるような工夫をし続けている感じや、子どもたちの話をするときに、すごくうれしそうで嘘がない感じで、こんな先生に教わったら楽しいだろうなあと思った。
その塾に子が通うかはまだわからないが、説明会で話が聞けて良かったなと思った。
「自分自身で私を育てる」というのは、わたしが取り組んでいることでもある。
自分の内側に暴れまくる小さな人たちがいて、その子たちは愛情に飢えていたり、誰かに話を聞いてもらいたかったのに聞いてもらえなかったり、無視されたり、いじめられたり、傷ついて壊れかけていたり、とにかく大人のケアが必要な人たちであった。
子どもだった過去に必要なケアが適切にされなかった、ということではあるが、今はもう大人になっているのに、いつまでも子どもみたいな自分を長いこと持て余していた。
誰かに救ってもらいたい、誰かにケアしてもらいたい、そのときしてもらえなかった代わりにしてくれる人を求めていたこともある。
主に恋愛関係でそれは実行されたが、ことごとくうまくいかなかった。パートナーは対等な大人同士で関係性を築く必要があるのに、一方がケアを望んでいたら、歪になるのは当然なわけであるが。
そして、あるとき、これは、自分で自分の小さな人たちをケアする以外にはないのだ、と思えた。
そこからは、大人の私が、内側にいる小さな人たちをケアして育てるというようなことをやってきている。
これは大人の私がきちんと存在していないとうまくいかないので、大人の私を育てるということも同時並行でやっていたのだけども。
自分の内側の小さな人たちが、だいぶ大人の私を信頼してくれるようになって関係性がよくなった。自分の内側の関係性がよくならないと、生きるのがしんどいことが起きるんだと思う。
だから、子どものうちから、自分は自分で育てるものだと思ってやっていたら、きっとそのまま全部で大人になれるのだから、まるで器が違ってくるだろうなと思う。そんな風に育っていく人たちを見るのは楽しみだな。
そして、そのように大人である私が育つためには身体の声を聴くというのはとても大切な要素であった。
自分の過去を閉じ込めている器でもあるので、その器を解放していくのと似ている。
そして、解放されると可能性が広がる。
もっと若いうちに開いていたら、もっと違ったかもなとは思うけど、それでも今からできることがあるというのは幸福だ。
今日は、呼吸整体のスクールで、その身体をつかって自分の可能性が広がるというのもやった。
丹田(肚)から動くというのをやったのだが、何かが動く前の力の方向性がうまれたときに、もうそのように流れが決まっているものに逆らわずに乗っていきながら動く、というもの。
そして、肚を合わせて動くと、もっとも一致して動けるし、人との関わりでも一番楽に、つながっている感じで動く、ということを体感した。
とても面白かった!!
あと、先生が「他人が人の可能性に触れて開く」ということを見本でみせてくださり、今まで出来ないと思っていたことができるようになった。すごい!!
自分の可能性を制限しているのは、いつも自分なのだ。
そして、それを開くカギは自分も持っているし、関わってくれる人がノックしてくれることもある。
それに逆らわずに、思い切って開いていくことを選んでいきたい。
ではまたね。
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