人は何のために生きているのでしょうか?
自分は何のために生きているのか?
誰しも1度は考えたことがある問いですよね。
戦後、家庭生活は信じられない速度で進化し、
その結果自由な時間を得る事ができました。
しかし、この、
「考える時間」が増えた事が、
逆に苦しみをもたらしたとも言えると思います。
不便な暮らしをしていた頃、
人は悩んでいる暇などなく、
生きるだけで精一杯だった事でしょうから。
しかし、
この便利な世の中で、やる気を失い
自分には生きている価値などないと
無気力になっている人がたくさん存在する事を
間接的に知っています。
だけど、どうしたら
前向きな気持ちになってもらえるのか
わかりません。
わかっているのは、
それを実現できるのは
本人以外にはいないという事だけ。
この世に生を受けた事は、
砂や石ころや草や木と同じで、
ただそれだけで素晴らしい事です。
意味はあるのか?と問われれば、あるかもしれないし
ないかもしれない。
正直わかりません。
でも、命ある時間はあまりに短い。
100年後、あなたも私も
生きてないんですものね。
人生において、やりがいや目標を持つ事は素晴らしい。
しかし、なくても、それはそれでいいと思う。
ただ生きて、ただ死んでいく。
いま、その途中にいるだけ。
だから、もっと楽しみたい。
今苦しみの中にいる人にも、
そんな風に考えてもらえたら良いのだけど…
他人を変える事は難しいですね。