幸せいっぱい、ドイツのクリスマス
フォローさせて頂いている方で、
世界各国で滞在経験のある
lsseiさんという方がおられます。
彼がドイツに住んでおられた際
ルームメイトのご実家に招かれクリスマスを一緒に過ごされた時の記事を拝見しました。
日本人のクリスマスの過ごし方とのあまりの違いに驚きました。
許可を頂きましたので、
ご紹介します。
私なりに、まとめてみます。
(間違えてたらごめんなさい)
ドイツでは、24日の午後から26日まで皆仕事はせず、家庭で過ごす。
24日午後からは、どの店もやってなくて、街には誰もいない。
もみの木は自分で購入し飾り付ける家が多い。
24日の夕食メインは、地下室で自家燻製した鯉の丸焼き!美味しそう!
ケーキも手作り。
大きいのが3つも。
スゴイ‼︎
25日の朝はお父さんが何かを叩く「ガンガンガンガン」というけたたましい音でお目覚め。笑
ちなみに、このお父さん、
「がっはっはっ‼︎」と豪快に笑う明るい方。
いいなぁ。素敵だなぁ。
お父さん手作りの朝食を食べ、
午前午後とケーキ、
夜は鴨のローストにまたケーキ。^^;
日中は食べたものを消化させるためにひたすら湖畔などを散歩。(店は開いていない)
3日目の朝も同じく
お父さんの「ガンガン」で起こされ
やはりお父さん手作りの豪華な朝食を頂く。
特筆すべきは、25日夜のプレゼント交換です。
クリスマスツリーの下に、プレゼントがいっぱい置いてある外国の映画を観た事があるんですが、
あれですね〜!
相手に対して、ごくシンプルなプレゼント(靴下など)を各自3つは準備しているというのです。
彼のルームメイト、ステファンは4人家族なので、1人9個のプレゼントが準備されていた。
つまり、合計36個ものプレゼントが
ツリーの脇に置かれていたんですね♡
すごーい‼︎
プレゼント交換の時間は
なんと幸せな時間でしょうか。
家族の笑顔や
ハグし合う様子が目に浮かぶようです。
幸せいっぱいで羨ましいなぁと思いました。
…さてここで翻って、
日本のクリスマスはどうでしょうか?
人が作ったケーキに、
レンジでチンしたチキンを食べる。
(うちね^^;)
ただそれだけ。
うーむ…
街を歩けば、どこも大行列。
豪華なディナーを楽しんでいる恋人たちもいる事でしょう。
それがいけないなどとは思いません。
でも、
皆それで幸せなのだろうか?
文化の違い、なんでしょうね。
とにかく私は
ドイツのクリスマスの過ごし方に
圧倒されました。
実は、
「伝統」という言葉が今まであまり好きではありませんでした。
意味もなく(そう見えるだけかもしれませんが)ただ慣習に従って
やりたくもない事をやる事に
反発すら覚えていました。
例えば日本の伝統芸能を守る事や、
食事のマナー、正月の過ごし方
冠婚葬祭のしきたりに至るまで、なぜ皆決まりきったように
一斉にそうしなければいけないの?と
疑問に思う事だらけでした。
伝統工芸などにしても、
残るものは勝手に残っていくだろう。
そうでないものは淘汰される。
だから、無理して続ける必要はないと。
でも、ドイツのクリスマスをnoterさんを通じて知る事が出来て、
思いました。
24、25日、26日と何故か皆休み、
1日目は魚、2日目は肉、
合間にプレゼント交換をし
ケーキを食べまくり歩きまくる。
全てが、買って、あげて、
ハイ終わり、ではない。
なんて幸せな光景だろう、と。
クリスマスは、家族が愛情を確認して幸せを共有するかけがえのない時間。
それを、慣習だからというよりは、楽しくて、やっている。
だから、勝手に伝統となって
勝手に継承されているのだと。
日本では、モミの木も簡単に買えないし置けないし
魚を燻製にする地下室も
大きなケーキを3つも作れる余裕のあるキッチンもない。
でも、このプレゼント交換なら出来そうだなぁとちょっと思いました。
普段、愛情を表現する事が苦手な日本人でも、これならお金もかからないし、もらう方も負担にならないし。
lsseiさんの他の記事もとても面白いですのでおススメです↓
lsseiさん、
私は事情があって飛行機に乗れません。
だから、世界のお話をこうして知る事が出来て
とても嬉しいです。
素敵な記事を書いてくださり
シェアさせて頂き
ありがとうございました。
これからも楽しみにしております!
ここまで読んでくださった方にも
感謝申し上げます。
ありがとうございました❤︎