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いつも自分の方から離れたくなる

3ヶ月ほど書いていたブログからの転載です。

私はどうも、つい「迎合」してしまうところがあるように思います。
いい人に見られたいという深層心理があるのでしょう。
人好きで、お話するのも大好きだけど、
相手がこちらに深く入り込もうとすると
何故かいつも突然嫌になってしまう。
これは何故なんだろう…
今は疎遠になった友人とも、
以前趣味で出会った人とも、
いつもそんな感じでした。
仲良くなっても、自分から離れたくなってしまうのです。

この事を強烈に認識したのは高校生の頃まで遡ります。
短大(女子大)の時も、急激に親しくなろうとする人が現れて、つい避けてしまった事がありました。

この心理には、
どうやら親とうまく愛着関係、信頼関係を築けなかった事が根本にありそうな気がしています。
自分のテリトリーにズカズカと入って来る(ように感じる)人に、瞬間的に恐怖を感じ、これ以上近づかないで〜、と、心の底の方で思ってしまうのかもしれません。

親との健全な関係を築き、
大人になるまでにその関係をいい意味でうまく分離出来ないと
人生はなかなか辛い事になるのだと、
子育てを終えた今頃になって
気付きました。
私の両親は、子供への愛情はかなり深い人達でした。
その感情には凄まじいものがありました。

では、
ならば本当に子供の幸せを考えていたのかと想像すれば、
違っていたように思います。
子育ての本来の目的が「自立」であるなら(私はそう思う)それを育てる事、出来る限りの支援をするのが親ではないだろうか。

あなたの事が心配だと言って干渉してくる本当の理由は、
自分の将来が不安で不安で仕方なかったから。離れていくのが淋しかったから、ではなかったか。

みんな、子育ての事など何も分からず親になるのだから仕方ないし、
ネットのないはるか昔、
狭い家庭内での出来事が全てだった。

いつまでたっても親との確執を完全に消す事ができない事が
私をまだまだ苦しめています。

今思うと、私も妹も、
親に対して「いい子」過ぎた。
もっと反抗すれば良かった。

ちょっと話が逸れちゃったかな^^;

…ここから先は踏み込んで来ないでね、という、しっかりとした軸のようなものを持った上で人と接すれば、
人と深く付き合う事も怖くなくなるのかもしれません。