LA共稼ぎマダムは料理だってROIでキメる ep. 01
ローストチキンは愛の象徴? プロポーズされるレシピ
メーガン妃がプリンス・ハリーの心を捉えたプロポーズの世紀の瞬間。なんとおうちでローストチキンを焼いている間だったとか。 家庭の暖かさ、シンプルな幸せの象徴のようなローストチキン。美味しそうな匂いと、ほんわかしたうれしさは、誰だってワクワクする。
うちの夫も、友人たちも、みんな大好きなローストチキン。 LAのスーパーのテイクアウトも、ショッピングセンターのカジュアルダイニングでも大人気。
メーガンさんのお気に入りのレシピは、アメリカの人気料理家、Barefoot Contessa ことイナ・ガーテンさんのレシピというのがアメリカの報道では一般的な説だ。わたしのただいまのお気に入りレシピは、NYTimesで人気だった料理エディターアリソン・ローマンさんのレシピをスパイス軽めに我が家好みの味にちょっと手直ししたもの。
普通のローストより低温で3時間じっくり焼くので、ジュシーでとっても美味しい。まゆみオリジナル、ロースト後のおまけのスープ・レシピもお見逃しなく! 使い回しができて3度美味しいので、ぜひお試しを!
3回美味しいローストチキン・レシピ
まる鶏をさっと洗い、キッチンペーパーでよくふく。チキンが入る浅い鍋かキャセロールにいれ、塩胡椒、オレガノ、好きならフェンネルをよく刷り込み、横2つに切ったガーリック1玉とトマト2−3個を投入。165℃に熱したオーブンに入れ、そのまま2時間半から3時間ほったらかしにする。
小技ふたつ
わたしは、もも肉がカリッとした方が好きなので、ももの一番太っているところに1本包丁ですっと切れ目を入れる。すると、余分な油が出て、切れ目の周りがカリッと美味しい。 むね肉はちゃんとジューシーに仕上がるのでご安心を。
時間があれば、塩だけをすり込み、2〜24時間冷蔵庫で寝かせるとより風味が良い。皮ぱりのため、ラップはかけないで。
ROIメリット
出来立て、または少し冷めてから、好きなだけ切って、鍋に残ったグレービーかけて召し上がれ。
残りのお肉は骨から外し、翌日のサラダやサンドイッチ用に取り分ける。
特製スープを仕込む。残った骨とグレービー、鍋の底のこんがりしたあたり(これ大事)を電気圧力釜に入れる。 セロリ1本、にんじん1−2本、玉ねぎ少々、塩胡椒、ローリエ1枚、パセリの茎などあれば、全て入れ、ひたひたまで水を入れる。 圧力 強で1時間、ほったらかしにする。 冷めたら、冷蔵庫で保存。上に浮かぶ油も翌朝には固まっているので、さっとスプーンですくいとると良い。
ゼリー状態になったこの自家製コンソメは、スープやラーメン、リゾットなどに使うと最高!
わたしも、過去何十年、シンプルにレモンをお腹に詰めて焼くだけ、スタッフィング入りとか色々なレシピを試してきた。 このじっくり焼きレシピは、過去最高かも。
どんなレシピでも、美味しいローストチキンの決め手は、こんがり焼けた皮、ジューシーなお肉。付け合わせは、サラダ、蒸したブロッコリー、ローストポテト、マッシュポテト、など、なんでも合う。
ほったらかしで3度美味しいローストチキン。ぜひお試しを。