週末お遍路さん(21):徳島23札所完了!日和佐町、めっちゃいい街でした!
昨夜は23番さんのお向かいにある薬王寺温泉に入って、たらふく食べた私達。本日は徳島最後となる23番を打ち終わったら、14:30発の徳島駅行きの電車まで日和佐を観光。
なので、いつもよりゆっくり起きて、「素泊まりとは?」のご用意いただいている食パン+コーヒー、そして前日のお宿でもらった大きなバームクーヘンで朝ご飯。
荷物は本館の土間に置いてOKのご連絡をいただいていたので、本館にザックだけ置かせていただき、お参りセットのみを持って23番さんに出発。
薬王寺さんに行く前、高架を利用したトリックアートもあったり、古民家をリノベーションしたオシャショップやカフェがあったりと、コンパクトながら個性的な街。なんとなく全員で盛り上げようね、みたいな雰囲気も感じられて、好感度もうなぎのぼり。
薬王寺さんは厄払いのご利益もあって、境内には3つの厄坂(ってゆーか階段)がある。男厄坂の42段、女厄坂の33段、そして還暦厄坂の61段。みなさんこの階段1段ごとに、年の数だけ1円玉とか5円玉を置いて、厄払いをするらしいです。
そんなん、厄払いするしかないでしょ!
でも階段1段ごとにかがんでお賽銭置くとか、腰痛くなりそうだな!
いろんなトラブルがあったけど(ってかだいたいトラブルの元凶は自分たちの事前確認不足)、3人ケガも病気もなく、徳島23の札所を終えられたことを感謝して、いつもの納経タイム。
そして厄坂を3つも上るということは、高い場所から日和佐の街を一望できるということです。紅葉が残る薬王寺さんからの風景を堪能し、納経もいただき、徳島県23の札所、本当に完了。
まだお昼ご飯には早いので、昨日いただいた5,000円クーポンを消化するため、道の駅 日和佐でお土産大量購入タイムから、お昼ご飯のラーメン!
「阿波尾鶏中華そば 藍庵」さんも古民家をリノベーションしたオシャレなお店。元気よく迎えていただき、阿波尾鶏も食べなきゃダメでしょ!とチューリップも注文。熱々で肉汁じゅわ~のチューリップも、つるつるワンタンがたっぷり入ったお醬油ベースのラーメンも、どちらもめちゃくちゃ美味しかった!
ラーメンの後は、「よろずや弁財天」さんでお茶タイム。このお店も古民家をリノベしているっぽいんだけど、めちゃくちゃ素敵でした!
そして女性の店主さんも、夏木マリみたいなビジュアルでめっちゃかっこいい。
店内にはバイクや昔の映画グッズ、年代物の食器や掛け軸が置かれていて、全て売り物とのこと。もうこんな素敵なものに囲まれてたら何か欲しくなっちゃう!
ということで、徳島県の伝統でもある藍染を使った手作りピアスを購入。お会計中、店主さんに「これ、外科医の先生が作ったんですよ」という驚愕情報を教えてもらいました。
いや、どんだけ多才よ。外科医の先生!
古民家お宿に引き続き、ここでもテンション上がって写真を撮りまっていたら、あっという間に日和佐とお別れをする時間も近づいてきた。
お宿 日和佐に戻って土間で荷造りをしつつ、ネコちゃん(名前はモモさん)と戯れ、日和佐駅へ。
「なんか、たった半日しか居なかったけど名残惜しいね」なんてちょっとおセンチな気分になりながらも、徳島駅行きの電車に乗り込む我ら。
googleマップさんを片手に車窓から見える山を見つけては、「あれ、私達が越えてきた山かな」「あの川を渡って来たんじゃない?」と、3回目の週末お遍路さんを振り返る。
最終日は8割がた日和佐観光とはいえ、3泊4日、今回も頑張って歩いたね~。と反芻していて気が付いた。
3泊4日かけて歩いた距離、電車だと1時間30分で戻れるのかい!!!
ま、でも今回も電車だったら経験できないことにたくさん遭遇できたし、やっぱり歩いてよかったな。
次回の第4回週末お遍路さんからは高知県に突入。最初のお寺で教えてもらったように「一筆書き」でつなげるため、徳島空港INにはなるけど、毎月のように来ていた徳島空港ともお別れになると思うとちょっとさみしい。
高知県ではどんな出会いがあるかな~。
カツオのタタキやはりまや橋(日本三大がっかり名所のひとつ)、桂浜の坂本龍馬像に仁淀川と楽しみなところがたくさんある。もちろん、お大師さまが修行された御蔵洞も絶対に欠かせないし!
うるう年の2024年は逆打ちお遍路さんも大勢いらっしゃるようですが(ツアー大人気らしいですね)、引き続き残り3県に挑むのみ!
年間スケジュールを検討した結果、高知&愛媛は車遍路に切り替えますが、いろんな廻り方を一度に楽しめると思うと、それもよし。
今年中に結願するぞー!
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