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雑記:GAGAライブ、ミニマムに言って最高。

9/4(日)だけ参戦した「LADY GAGA PRESENTS THE CHROMATICA BALL」。
10年前の「The Born This Way Ball Tour」以来のガガライブでした。
前回のライブはアリーナでオールスタンディングでしたが、今回の席はスタンド席(ちなみに今回のアリーナは座席があった)。なので、ステージ全体もしっかり見えたし、実寸2cm程度でしたが、ガガの動きもしっかり見えた。

いやもう、最小限の表現をしても、最高のひと言。
ガガ様、やっぱり引くほど歌うまい。
横になろうが、ダンサーに抱えられようが、踊ろうが、安定した歌唱力。
両足が地面についてないのにあの声量を出せるなんて!

ガガはもちろん昔から好きだけど、「アルバムはリリース直後に買わなきゃ!」という程のコアファンではなく。
それでも、あの小さな体(身長155cm)から出ているとは思えない力強い歌声を生で聴くと、本能的に涙が出そうなほど震えた。

奇抜な衣装やメイクで注目されがちだけど、ガガの慈善活動は有名だし(セレブリティの慈善活動ランキングでも上位。東日本大震災の時にも大きなサポートしてくれたし)、本当に弱者に寄り添う人だなと感じることは多々あります。
自身の経験があるから(いじめやレイプ、デビュー前の生活などなどかなり壮絶)、社会的弱者を助けたい気持ちが強いんだろうなと思うし、マイノリティからの支持も高い。

こういうのは検索すればいくらでも情報として「知る」ことはできるし、とても立派なことで尊敬しているけど、今回アリーナより落ち着いたスタンド席でライブを観て、感情的にも納得できた印象が強かった。
前回はオールスタンディングだったこともあり、もみくちゃだったので……(それはそれでライブの醍醐味)。

ガガの力強くて、まっすぐに自分を肯定してくれる歌声は、弱っている人を本当に勇気づけると思う。
寄り添う、というよりも、全肯定してくれる声。

というわけで、あっという間のたっぷり2時間半、ガガ様ステージを堪能した日曜の夜。
ガガの世界観を深く作りこんだステージは、ライブというよりはショーに近い。
ガガのサポートメンバーが作ったサークルキーボードを見られたし!あれ、販売してるのね……。

スタートの「Bad Romance」「Just Dance」「Poker Face」で、テンション爆上がり。
コロナ禍で意識的にも無意識的にも窮屈な生活だったから、会場の照明が一瞬で落ちてライブが始まるまでの高揚感、1曲目が聞こえたときの興奮を感じられるだけで本当にうれしかった!
そしてファンが聴きたい曲を惜しみなく披露してくれる。
「Born This Way」の出だしは弾き語り。本当に心に響いてきて感動的だったし、アンコールの「Rain On Me」や「Hold My Hand」も最高でした。また『トップガン』観たくなっちゃったよ。

正直「相変わらず海外アーティストはチケット高いな」と思っていたけど、2万円のスタンド席は安いくらいだと感じました。
ワールドツアーでこの世界観なんだから、ラスベガスとかで常設劇場になったらどんなステージを魅せてくれるんだろう、と一緒に参戦したお友達と興奮冷めやらぬまま妄想。
MGMホテルで「Jazz & Piano」の常設ライブは過去にやってたけど、シルク・ドゥ・ソレイユみたいな大がかりステージライブもぜひ観てみたい!
誰かお願いします。観に行きますんで。

大満足以上のガガライブでしたが、個人的にもうひとつすごいな!と感動したところ。

スクリーンが綺麗すぎる。

IMAXかと思うレベルで精細でびっくりした。

ちなみにガガ様、このお衣装で「Shallow」(『アリー/ スター誕生』の主題歌)を歌っていました。
撮影OKライブでも、全力でステージに集中したい刹那的な人間なので写真も動画もほぼ撮っていないのですが、これだけは撮影せずにいられなかった。

素敵なお衣装もたくさん堪能させていただきました。

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