ラスベガス(3):アンテロープキャニオンはツアーが正解
アンテロープ前の浮かれた日々はこちらです。
今回のメインイベント、アンテロープキャニオンの日帰りツアー。
朝5:00に私たちが泊まっているシーザースパレスのお隣、ベラージオさんの駐車場に集合。お隣のホテルと言えども、ラスベガスのホテルは頭がおかしいくらい(ほめ言葉)大きいので、30分前には部屋を出ないと遅刻するかもしれない。迷子になる可能性もあるし。
ちなみに、ベラージオさんは噴水ショーと『オーシャンズ11』で有名な、超高級ホテル。
まる1日のツアーなのでランチボックスと夕飯はついてるけど、朝ご飯は微妙だったので、集合前に私の大好きなサンドイッチ屋さん、「Earl of Sandwich」でサンドイッチ買ってから行くことに(24時間営業の素敵なお店)。
え?てことは4:00過ぎには部屋出たほうがよいのか?まぁバスで寝てればいいか。と、後輩ちゃんとふたり、さすがに人通りも少なくなった早朝の街を歩く。
でも眠らない街は、朝4:00でもそこそこ人が歩いているので、メインのストリップであれば全然安全です(酔っ払いは少しいるけど)。
「Earl of Sandwich」では、私の愛するホリデー・ターキー(ターキーハムにクランベリーソースのめちゃうまサンド。後輩ちゃんもドはまり)を購入。
サンドイッチを片手に、片道6車線という意味の分からないストリップを横断し、ベラージオさんの駐車場へ向かう。
ちなみに信号が赤から全く変わらず困っていたら、お隣にいたオーストラリア人のお兄さんチーム(でもたぶん年下)が一緒に渡ってくれました。
ストリップの信号、深夜早朝は特別タイムだったりするのかな?
今回のアンテロープキャニオンツアーは日本人ガイドさんなので、もちろんお客さんも日本人の方ばっかり。数か所のホテルでそれぞれお客さんをピックアップし、そのまま砂漠に向かってバスは進む。
私がどうしても行きたかったアンテロープキャニオンは、何百年もかけて鉄砲水や風の浸食でできた岩山の間のなか、頭上にある岩の裂け目から太陽光がまっすぐに降り注ぐ場所もある、神秘的な場所。
ガイドブックなどの写真になっている、頭上から光が差し込むのは、お昼前のタイミングだけらしいです。確かに考えてみればそうよね、太陽がてっぺんにあるときだけですよね。
そして、アンテロープキャニオンには、アッパーとロウアーがあるらしいです。
眠気とワクワクよりも睡魔が勝利しましたが、私たち20名程度を乗せたバスは、途中、コンビニに立ち寄ったりしつつ、お昼前にアンテロープキャニオンに到着。
アリゾナ州に属するアンテロープキャニオンは、10数人のグループになってナバホ族ガイドさんについていく形です。ここら辺はナバホの方々が自治する、ナバホ・ネイション。なので、ガイドもすべてナバホ族の方々にバトンタッチになるのです。
ツアーデスク到着の直前、バスの中でガイドさんから注意事項が。
アンテロープキャニオンは自撮り棒禁止。
小さなポシェット以外のバッグ(ショルダーやリュックなど)禁止。細い道を歩くので、岩を傷つけないようにだそうです。
そして逆走もダメ。前進あるのみ。
私たちは首から掛けるタイプの防水スマホケースにパスポートとお財布、携帯だけを持って行きました。
そしてガイドさん、バスの中でスマホで撮影する場合、iPhoneならこのモード、他の機種はこういうフィルタがおすすめです、とレクチャーしてくれた。
素晴らしい!
ガイドさんってホントに素晴らしい!!!
そしてツアーデスクで待っている間、ガイドさんが「撮影チームのすぐ後のツアーに入れそうです。ベストなポジションですよ」と教えてくれた。
アンテロープキャニオンのツアーは、私たちのような観光ツアーのほか、カメラマンのみの撮影ツアーも開催されています。こちらは少し金額が高い分、三脚などの持ち込みもOK。
なので、プロやセミプロのカメラマンさんが参加することが多いらしい。
なんで撮影ツアーの後がいいんだろう?と不思議に思っていたら、ガイドさんが教えてくれました。
撮影チームは通常ツアーより人数が少ないから渋滞も起きずらい。
撮影チームの後ろ=ベストショットを撮影するカメラマンのすぐ後ろで撮影できる。
ということらしいです。なるほど。
今から考えると、もしかしたらガイドさんが私たちのツアーの順番を交渉してくれたりしたのかな?なんて思ったり(あくまで私の想像なので定かではないけど)。
レンタカーを借りて個人でアンテロープキャニオンに行くこともできますが、こういう情報を教えてもらえたりすることを考えると、アンテロープキャニオンはツアーで行くほうがいい!
と、私は思う!