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雑記:ラジオにこだわり続けてほしい!「子ども科学電話相談」

毎週日曜日にNHKラジオで放送されている、「子ども科学電話相談」。さすがにリアルタイムで聞くことはないのですが、NHKの「らじる★らじる」で移動中によく聞いています。
子どもの頃は、家族旅行の車の中で「夏休みスペシャル」を聞いていたなぁ(渋滞に巻き込まれてる時が多かった気がする)。

子どもならではの視点の質問に「いやん、かわいすぎ!」とメロメロになったり、「なるほど!」と気づかされたり。先生の回答を聞いて勉強になることも多数。というか、これはほとんど毎回。
私もけっこういい大人になったけど、この世界は知らないことだらけだよ。

たまに先生もびっくりするくらいの知識で高度な質問をしてくる小学生もいて(恐竜とか昆虫ジャンルが多い)、アナウンサーのお姉さんもちょっと戸惑うくらいの専門用語が飛び出したり、「やっぱり、好きのパワーにかなうものはないんだな」と素直に関心することも。

で、大人になってこの番組を聞いて感じること。
相手が知らないことを、言葉だけで説明するのって本当に難しい。

「子どもが相手だからね~」って部分もありますが、「相手が知らないことを理解してもらう」って、相手が大人でも子どもでも関係ない。
しかも表情もわからず、図解や身振り手振りも封じられた「ラジオ」でそれをするって、めちゃくちゃハードルが高い。

いろんな先生の回答を聞いていて、タメになったり、「あ、この先生、本当にこのジャンルが好きなんだな」って微笑ましくなる程度に脱線するのは大前提として、「この先生、説明が上手すぎる!」と感銘を受けることもあるのです。
あと、アナウンサーのお姉さんのアシストもめっちゃ的確。

自分がちょっと賢くなった(気になる)のと同時に、私もこのくらい上手に説明できれば、もっと仕事がスムーズに進むのかも!と、子ども科学電話相談を聞いてわが身を振り返ったりするのでした。
科学のお勉強だけじゃなく、「こうやって説明すればいいのか!」というスキルも獲得できるいい番組だな、と改めて思う。

それに、まだ解明されていないことは「なんでそうなるかはまだよくわかってないんだけどね」と、ちゃんと伝えつつも、「わからない」で終わらせるんじゃなくて、「今はこういうことなんじゃないかな、って思って研究してるよ」と、現時点での解をちゃんと教えてあげたり。

とりあえず、その界隈ではめちゃくちゃ偉い先生と小学生との、
「すごいよねぇ~」「うん」
「ふしぎだよねぇ~」「うん」
という、優しさしかない世界が最高なのですよ!

いやホント、ぜひこれからも「ラジオ」という媒体にこだわり続けてほしい!
インターネット配信で聞いてる矛盾を感じずにはいられないけど、「ベースはラジオ」を崩さないでほしいです。この先もZOOMとかteamsとか使わないでね。

あと、「分かったかな?」「……はい」という、絶対納得してないよね!わかってないよね!を隠さない子どもの面白さよ。
嘘がつけない子どもは、時にこの地球上で一番残酷な人間ですからね。
こんな対応されたら私、めっちゃ凹むわ。先生たちがんばって!!

そしてたまに挟み込まれる先生同士の会話や、小さな昆虫の相談の次に、急激にスケールが大きくなる天文学が続くカオスとか、ニヤニヤが止まらないとは正にこのことですよ。
ぜひ日常に疲れた日常を送られている方には聞いていただきたい!
めちゃくちゃ癒されるから!

「子ども科学電話相談」好きにはおなじみ、鳥の川上先生と恐竜の田中先生や小林先生、動物の小菅先生、天文の永田先生が好きです。今年初参加だった、動物の田中先生もぜひレギュラーになってほしい!
先生飲み会とか、めっちゃ楽しそう。
「おとな科学電話相談」として、オフ会とか開催してくれないかな。


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