旅行のはなし:TSAさんに荷物検査された件
ラスベガスで楽しく年越しをし、深夜に日本へ帰ってきた2016年。
疲れてすぐ寝たいから洗濯は明日するとして、洗濯ものだけでも洗濯機に入れておこうかな……とスーツケースをあけた瞬間、美味しそうなバーベキューの匂いと共に、ど真ん中に鎮座していた「NOTICE OF BAGGAGE INSPECTION」の紙。
マジか……やりやがったな……。
安全のために手荷物検査しましたから~ By.TSA
ってことですよね。
スキャンで怪しまれたから空けられたんでしょうが、何が引っかかったかを予想するに、自分用に大量購入したチップスでしょうね。
この時、4~5袋くらい買って、スーツケースの半分がチップスだったはず。
そして、Lay’sの大袋は2つほど空けられてました。
てゆーかですよ!
スーツケースを空けるのはいい!
安全のためだったり、法的なものだから、スーツケースを空けることに文句はないですよ!!
実際、私のスーツケースは常時ノーロックだからね!!!
でも!!!!!!
チップスを空けたら、それはもう廃棄してくれていいんだよ!!
ご丁寧にスーツケースに戻してくれなくていいんだよ!!
アメリカから自宅に帰ってくるまでの十何時間で、まんべんなく粉々になったチップスでスーツケースが汚染されましたよ!!
そのおかげで、服どころか、充電器もメイク用品も予備の靴も、漏れなくバーベキューでまぶされて美味しそうな匂い。
せっかくシルク・ドゥ・ソレイユの「O」のパンフレット買ったのに、こちらもジャンキーな匂いがするし、ちょっと脂っぽいし……。
洗濯は明日すればいいや、と思いましたが、楽しみにしていたLay’sのチップスが食べられなくなって悲しいやら腹立たしいやら、複雑な気持ちでスーツケースをカラにして、ブオーっと掃除機をかける深夜。
これからはどれだけ嵩張ろうとも、チップスは手荷物にしよう、と心に決めた出来事でした(折り畳みできる、必要以上に大きな手荷物バック、速攻で買った)。
ちなみに大量のチップスを手荷物で持ち帰ろうとすると、サイズの割に軽いので、これはこれで保安検査で訝しがられます。
「壊れ物ある?」
「あ、このバッグ壊れ物で」
「中身は?」
「チップス」
「は?」
「チップスですけどそれが何か?」
このやり取り、2回くらいしたことがある。たぶんアメリカとロンドン。
だってソルト&ビネガーって、日本でなかなか売ってないんだもの!(最近レモン味あるけど、唇が切れるんじゃないかってくらいすっぱいのが好き)