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ドラマのはなし:乗ってはいけない航空会社、オーシャニック航空『LOST』

その昔、リアルタイムでドはまりした海外ドラマ『LOST』。
なんか急に観返したくなって配信を探したのですが、いま配信してるのディズニープラスのみなのね!
前はNetflixでも配信してたのに……。

ゴールデンウィークに一気に観返そうと思ってたのにな……。
ディズニープラスに入れってことなのかな……。
でもせっかくサブスク断捨離したから、新規加入したくないのよ!
ジレンマ!!!

そんなこんなで海外ドラマ『LOST』。
『スター・ウォーズ』まで手がけるほどの大人気監督となったJ・J・エイブラムスの出世作となったドラマと言っても過言じゃないと思います。
本国で放送していた頃は、エミー賞などを総なめにした、スリラーだったりミステリーだったりアドベンチャーをミックスした群像劇。

シドニー発ロサンゼルス行きのオーシャニック航空815便が、ある無人島に墜落した。乗客であった医師ジャックはケガをした乗客の応急処置をするなど、率先して乗客の救助にあたった。救助が来るであろうまでの間、生存者たちはこの孤島でサバイバル生活を強いられる。だがこの島のジャングルにはシロクマが生息し、さまざまな怪現象が発生するなど、奇妙な出来事が生存者たちに襲いかかる。
乗客のリーダー的存在となる外科医ジャック、殺人罪で護送中だったケイト(『アントマン&ワスプ』のワスプことエヴァンジェリン・リリー)、詐欺師のソーヤー(ちょい悪イケメン)、ドラッグ中毒で元ミュージシャンのチャーリー(『ロード・オブ・ザ・リング』のホビット、メリーことドミニク・モナハン)、ムードメーカーのハーリー、サバイバル技術に長けたロック、英語の離せない韓国人夫婦(奥さんは『シュリ』のヒロイン)など、国も状況もさまざまな生存者たち。
この「島」はいったい何なのか?彼らはこの島から脱出できるのか?

スタートとなるシーズン1はサバイバル+ミステリー、シーズン2あたりからサスペンス要素もバリバリに入ってきます。
ちなみにファイナル・シーズンには、サナーダこと真田広之も登場するし、『ワイルド・スピード』シリーズのミシェル・ロドリゲスもシーズン1から登場します。

当時、初期シーズンはレンタルDVDで観ていたのですが、シーズン4くらいまでは、続きが気になって気になって仕方なかった作品。それはもう、寝ないし食べない男ジャック・バウアーが大暴れする『24』の如く(こっちも寝ないで観てた)。

で、『LOST』では815便が島に墜落したオーシャニック航空ですが、もちろんこれは架空の航空会社。
なんですが、オーシャニック航空は本作だけでなく、ほかの映画や海外ドラマでちょこちょこ名前を見るくらいに市民権を得ている航空会社なんです。

架空の企業なのにそこそこ市民権を得ている名前って、思い返すとけっこうありますよね。
アイアンマンことトニー・スターク率いる「スターク・インダストリーズ」だったり、ゲームだとバイオハザードシリーズの「アンブレラ」やFF7の「神羅カンパニー(変換候補で神羅が出てきて驚愕した)」、ほかに企業じゃないけど『ブレードランナー』の「強力わかもと」とか『ダイ・ハード』の「ナカトミビル」もそこそこ市民権を得ているのではないかと。

というわけで脱線しましたが、なぜオーシャニック航空が「絶対乗ってはいけない航空会社」なのか。

『LOST』でド派手に墜落したのもありますが、映画『エグゼクティブ・デシジョン』でハイジャックされ、海外ドラマ『クリミナル・マインド』では客室乗務員が殺害され、同じく海外ドラマドラマ『CHUCK/チャック』ではミサイルで撃墜されたりと、そらもう「空の安全ってなんですか?」くらいの目に遭っている航空会社なのです。
空港のシーンで「オーシャニック航空●●便にご登場のお客様は~」的なアナウンスが流れていることもあるけど、マジよくこんな航空会社に乗ろうと思うな!レベル。カプコン製のヘリのように、信用できないし絶対乗っちゃいけない航空会社なんですよ!オーシャニック航空は!!

というわけで、重箱の隅をつつくようなどうでもいいことを書き連ねましたが、このゴールデンウィークのポイントは、私の「LOST熱」と「ディズニープラス加入したくない気持ち」、どちらが上回るかです。

ディズニープラスの『キャシアン・アンドー』も観たいからな……。
やっぱり悩むな……。


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