香港・マカオ(2):30の世界遺産を1日で制覇!~実行編
怒涛の準備編はこちらをぜひご覧くださいませ。
翌日は朝からフェリーに乗って、マカオへGO!
観光には不釣り合いなサイズの画用紙を、ちょうど持ってきていたエコバッグに詰め込み、マカオ30か所の世界遺産巡りを開始。
マカオに到着し、昨夜予習した「効率よく30か所の世界遺産をまわるルート」のお散歩開始!
ここでも先人たちの恩恵にあずかりました。ありがたい。
それぞれの世界遺産に到着するたびに道行く人を捕まえる私たち。
「すいません、写真撮ってもらえますか?」
「オッケー」
スチャッ!(画用紙を取り出し、番号と名称を確認してポーズ)
「……え、それ持って撮るの……?」
「あ、これで撮ってもらえれば」
「……オ、オッケー」
こんな会話を何度したことか。
変な日本人だと思われたことでしょうな。
しかしそんなことに構いもせず、通行人がいない場所ではお互いに撮影し、なんなら2か所同じ場所にある世界遺産では、番号×2+名称×2の画用紙を持つ、という難題をこなしながら撮影し続ける。
このハードなミッション、ぜひお見せしたいくらいなのですが、ばっちり私たちも映っているので、見せられないのが残念なくらい。
マカオ世界遺産巡りの最後は、カジノとエッグタルトの超有名店「カフェ・エ・ナタ」の予定。楽しみながらもご褒美にぶら下げているニンジンを目標にがんばって歩き続ける私たち。
イギリス領だった香港とは違い、マカオはポルトガル領だった狭い街。香港からフェリーでたった1時間なのに、マカオ歴史地区は色使いも建築もヨーロッパを感じられる場所。カジノも有名で、「東洋のラスベガス」と言われているけど、まだこのころはウィンをはじめ、欧米系カジノリゾートが進出する前だったので、ラスベガス感を感じたことはないのですが……。
ラスベガス大好きマンなので、カジノエリアも楽しいのですが、やっぱりマカオは歴史地区が好きです。
アジア系のカジノって、私にはギャンブルのガチ感が強すぎてしまい、浮かれポンチになって楽しむ場所、ではないのかな?という気がしてしまう(やっぱりラスベガスの派手さとデカさが正義!みたいな分かりやすさが好き)。
今回の世界遺産巡りは私の大好きな歴史地区が中心(そら世界遺産だからね)。
先輩とふたり、くだらない話で笑いながら、ちょいちょい観光も挟みつつタスクを完了させていきます。
途中のモンテの砦からの景色もキレイだった!
そして朝から世界遺産を周り続けた私たち、最後となる30か所目の「ギア要塞」にたどり着いたときに事件は起きたのです。
CLOSE!!!!!!
いやいやいや。
最後にキレイにオチつけてくれましたな、マカオさん。
「いやいやまさか!」
「ちょっと上までちゃんと見に行ってみようや!」
「……クローズですね」
「まぁこの締まらない感じもうちららしいな」
というわけで、朝から始めた世界遺産30か所制覇、15:03にミッション・コンプリート!
最後の1枚はふたりで撮りましょう、と誰かいないか探したけど誰もいない。
クローズだからねっっっ!!!!
ちなみにこのツアー、もう一つ大事なところがクローズしていました。
それは、私が食べたい食べたいと騒いだ、「カフェ・エ・ナタ」。
閉められたシャッターに貼られていたのは、「移転のためしばらくお休みです」の張り紙。
悲しい……。
ので、別のお店でエッグタルトを購入し、カジノにも足を運ぶことに。
ついでだから「書いときます?」の紙を先輩に持ってもらい、世界遺産巡りにおまけ。
マカオを大満喫し、翌日は帰国前にブルース・リー先生の銅像にご挨拶&サモ・ハンと手のサイズを比べて、無事に帰国の途に着きました。
そして帰りの飛行機内、先輩が何やらずっと携帯いじってるなぁ~と思っていたのですが……。
マカオ世界遺産巡りの画像、動画にしてた!!!!
(BGM:おかしな2人/ユニコーン)
できる女は仕事が早い。
iPhoneさんの「●●年の今頃こんなことしてましたよ」に、この旅行の写真が出てくると、何となく見返しちゃいます。面白いんだもの。
今回先輩が作ってくれたのは、写真をまとめた動画ですが、動画っていいですね。今までの旅行で「動画」という考えがなかったんだけど、写真よりもやっぱりリアルな感じがあるし、Vlogが流行るの、スゴイよくわかる。
最近は私もYouTubeの旅行Vlog、めちゃくちゃ観てます。楽しい。