自己肯定感の喪失と復活。
"It is never too late to be what you might have been."
私の半生を年表にすると
蟻地獄期
という時代がある。
期間にして約5年。
50年という年月から考えると短い時間だけど、まさしく地獄の日々だった。
当時のことを書き記しておきたくて
noteを始めた部分もあるのだけれど
文字にするのをずっと躊躇って来た。
というより何からどう書いたら良いかわからなかった、が正解かも。
自分の人生は全て自己責任だし、
自分が無知だったが故の過ちだとも思う。
今更糾弾したいとも思っていないし
そんなことをしても意味がないのも知っている。
でも、こうやって書くことで抑止力にはなるんじゃないかと思っている。
そこから這い上がるには本当に大変だし
何より一度壊れた心は中々元には戻らない。
よくドラマで、最初甘い言葉で優しく近づいて信用させ、まずは苦境に落として一回助けそこから抜けれない状況を作り、あとは吸い上げる、というお決まりのパターンがある。
まぁ、だいたいドラマでは逃げ出したくて最後殺すけど。笑
それが現実でもあるとしたら?
人格否定は、ビジネスのことから性格、女性としての魅力の無さまで多岐に渡り、項目は100くらいあったと思う。
リストを読んだ時、
あのー、これ
私生きてる価値あります??
と冷静に思ったくらい。
過去、離婚でネガティヴな経験をし
長女で責任感が無駄に強く
無駄に頑張り屋で
無駄に忍耐強い
(あくまで他己評価です)
利用価値条件ピッタリ。
私は元々、そこまで自己肯定感が低いタイプではなかったと思う。
思う、とつけたのは記憶が曖昧だから。
だけど、もし
元から自己肯定感が低かったら?
守るべき娘がいなかったら?
善悪を示してくれる友人達がいなかったら?
クライアントさん達がいなかったら?
未だに利用され続けているか
自分も他の人と同様にゾンビになっていた可能性だってある
と考えるとゾッとする。
私はもちろん殺人はしなかった。
代わりに自分の心は一回死んだ。
抜け出して、似たような経験をしたことがある人もたくさんいると知った反面、わからない人からセカンドレイプとも呼べる言葉を浴びせられたことも数えきれないほどある。
*****
自分の心が回復しているのかどうかは
正直まだ100%自信がない。
ただ、未だクリア出来ていないことはまだまだあれど、自分じゃない誰かに自分の人生や未来をコントロールされている不安は無くなった。
ブランドの事前営業している時、
たくさんの人が
"真由美さんの作る商品だから間違いないのはわかる"
と言ってくださった。
嬉しくて何度泣いたかわからない。
こんなに転んでばかりなのに、応援してくれる人や信じてくれる人がたくさんいる。
"人柄"なんて生きてくのに何の役にも立たないと思ったことさえあったけど、諦めてヤサグレなくて良かった。
一生懸命生きたからって、報われるとは限らないどころかむしろ報われないことの方が多いけど、必ず誰かは見ていてくれる。
環境や付き合う人を変える
自分のマインドを変えることで
自分を愛し自己肯定感をあげることは出来る。
そして、必ず最後に幸せになれる。
そう信じてます。
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