こころと身体を支えるもの
-3日目- こころで感じること
こころのエレベーターを降りていくのを想像する
そこに見える景色、出会うひとのことを想う
その空間が伝えてくれることは
そのひとだけが感じとることができる
愛、空間と時間の消失、それぞれの色と感情
わたしは、雨の降るガーデンにいて
こんな場所で人生を終えられたら幸せだと思った
今日はわたしも、参加者の前での
ひとつのデモンストレーションを担当させてもらう
話すことに慣れてきて緊張しないつもりでも
ひっそりと心の心臓は高鳴る
わたしは考えてしまうと言葉がでないが
言葉より態度の方が大事だと先生は言った
わたしの持つ静けさと、身体が発する存在感と質が強みだと肯定しサポートしてくれる
「場を保つ」という表現があり
それは、その場と状況をよく観察して
そのときとそのひとに必要な行動をとることだと話し合う
人それぞれに、それぞれの良さや能力がある
-4日目- 課題と、手放すこと
今日はそれぞれの課題について短めにはなす
身近にある死と向き合うひとが何人もいた
わたしの課題は、
繋がりをつくること、喜びや価値を分かち合うこと
Less is more, langsamer ist besser
少ない方がよくて、ゆっくりな方が素晴らしい
技術に凝り固まるよりも、その瞬間にある直感を大事にする
何かを悪と思い込むひとに
どうしてそれが悪いと思うのかと、先生は質問する
起こる現象に問題があるのではなく、それに反応してしまう人のなかに問題の種があると気づく
受けてみてはじめてわかることもあると背中を押すが、押しつけることはしなかった
どこまで背中を押して、どこでその人の限界を尊重するのか
それぞれが、それぞれ自身に責任をもち
相手を尊重する
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あなたはあなたらしく、わたしはわたしらしく。