怒りの正体
怒りに任せる人は、そこに弱さを隠そうとしているから、間違っている
人との関係に悩む人の話を聞いている友人が言った言葉が、わたしに深く響く
「意見や考え方が違うのはいい、議論してもいいし、分かり合えなくてもそれは違う人間だからあっていいことだ
だけど、そこに怒りを持ってくるのは、正しい行動ではない」
女性は感情的になる割合が、男性より多いのではないかとわたしは思う
いっときの気持ちの揺れに動じて、思ってもいないこと、天邪鬼な発言をしてしまうことが、わたしはあるから
それは目的論的に考えれば、感情を表に出すことで、相手に気がついて欲しかったり注目をして欲しかったり、何かを伝えたい、という裏の意図が隠れているのかもしれない
自分の感情をよくわかっている人や、自分を理解している人、俯瞰して見れる人、賢い人は、
感情が揺れたときに、怒るという行動はきっととらないだろう
だから友人の言う深い言葉に、わたしもそうできるかはわからないが、理解はできる
人生は、与えることと与えられることで成り立っている
それを聞いて、意味を理解することは難しくないが、
人は何かに依存しているとそこに期待をしてしまう
与えることと与えられることのバランス感覚が、保てない
期待しないで生きるには、自分にできる範囲のことだけをやって生きるしかない、とわたしは思う
好きで、自分の責任の範囲内でやっていることなら、失敗しても、うまくいかなくても、何も与えられなかったとしても、がっかりすることはない
コップに半分入った水を見たときに、こんなにある!と喜ぶのは、わたしの役割だから
たくさんのものを持っている人は、そのものの価値を感じることが難しいので損なのかもしれない
強い精神を、わたしは育みたい
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あなたはあなたらしく、わたしはわたしらしく。