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丸付けタイムは勉強タイム〜答えは間違ったほうが覚えるという話〜

問題を解く時に
間違うことを恐れて
黙ってしまったり
何も書かずに白紙だったり

そんな生徒さんが多いです
切なくなります

小さい頃は
どれだけ間違っても
ひらがなの練習
いっぱいしましたよね

ある時から
「正解しか許されない」
そう思ってしまう出来事が
きっと何度も
あったんだと思います


私はよく
一人でドライブします

以前一度だけ行ったところに
また行こうとして
必ずと言っていいほど
道に迷います

ふと気付くと
林業関係の人が使う
誰もいない山道を走っていたり

道の半分が
陥没(かんぼつ)していて
運転を誤ると
川に転落レベルだったり

こりゃ絶対違うぞ!
そしてここはどこだ!

家族にスマホで
連絡しようとすると
まあ圏外だ


でね
道を間違えたとき
間違えたであろう場所まで戻り

どの道で間違えたのか
何を目印にして
どこを曲がるべきだったのか

そうやって
ひとつずつ
正しい道への進み方を
確認していくのですが

そうするとね
次に行くときは
めっちゃクリアに行けるんです


あ、ここだ
ここを右に行って迷ったから
左に行けばいいね

お、あの目印だ
よしよし間違いないぞ


道を間違ったからこそ
脳がフル回転しながら
正しい道順を覚えていく


これって勉強にも
全く同じことが言えるんですね

一回で正答した問題は
意外とサラッと忘れてしまったりする
一度行った場所にも関わらず
二度目には道を迷ってしまう私のようにね

でも間違った問題って
もう一度チャレンジして
ぐぐぐぐぐ〜と頑張って
「分かった!」まで行くと
気付いたら
脳にしっかり刻まれている


「間違えを恐れるな」
そんな言葉がありますが
それどころか
間違ったときは
ガッツリ覚えるチャンスです


「丸付けタイムは勉強タイム」
私の生徒さんはもう何度
この言葉を聞かされてるかしら

どこで間違った?
どう間違った?
どうしたら正解になる?
それを見つけるのが「学び」です

人が話してる「何かをメモ」し
教科書に書かれたものを「書き写す」
それを「勉強」と呼ぶのは
半世紀を生きてきた私が
子どもだった時代のこと


今の時代を生きるあなた達は
メモしたり書き写したりした物を
毎日の生活に活用するのです


私の親族は
建築関係の人が多いのですが
「数学やっとけ〜」という方が多いです

大工さんは
「三平方の定理やっとけ〜毎日使うぞ〜」
設計の方は
「図形の相似はしっかり覚えときな」

そういえば
被服デザインの学校に行った人や
パティシエの学校に行った人も
「円周や角度問題めっちゃ役立ってる」と言っていました

以前のブログにも書きましたが
パン屋さんや花屋さんで
お買い物するとき
私もあなたも
連立方程式使ってますね

「予算◯◯円だから〜
メロンパン2個とクロワッサン3個と〜」



さあ
今日は何の問題を間違った?
良かったね!
その問題が
あなたの得意問題になる
チャンス到来だ!





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mayumi
見に来てくれてありがとうございます! 「国境の島」で先生してます。以前は香港で先生してました 先生として保護者としてオンライン上の親戚オバちゃんとして、子ども達に伝えたいことを文字や音声にしています (トップ画像は私が撮影した「島」の写真です)