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【小6で出会った「歩くロボット」に中2で再会(午後編】高専への道

中2でロボットに再会(午前編)】の続きです)
https://note.com/mayumi_sensei/n/n8878c64f40af

【午後編】
いよいよプログラミングです
甥っ子はもちろん
私にとっても生まれてはじめてです

さすがにここは
先輩方がほとんど作ってくれていて
私たちは
プログラミングの最後の作業
「歩かせる」を行います

パソコン画面が開かれました
訳がわからない文字と数字が並んでいます

もし私のパソコンに
これが出てきたら
「ぎゃああウイルスに感染したーーー!と
勘違いするでしょう

教科書を見て
作業の確認をします

left leg
right foot
down
lower
upper

おや?読めるぞ
「痩せる薬の物理書」とは違うぞ
(*【中1編】を参照)
https://note.com/mayumi_sensei/n/n0b1e64330c1c


英語をやってて良かった!(甥っ子)
やらせてて良かった!(オバ)

文字と数字を打ち込んで
打ち込んで
打ち込んで
(*100回繰り返し)

いざ!

うい〜ん

動いた!
歩いた!
クララが立った!(デジャブ)

2年前と同じ光景が
目の前に広がります
感動です

しかし甥っ子は
動き方に納得がいかないご様子
こうなると彼は止まらない

そこからはひたすら
数字の微調整をしながら
お気に召す歩き方をするまで
パソコンとロボットをこき使う

オバちゃんポツン

彼がこうなると
しばらく私は暇になるのは分かっているので
2年前のことを回想しながら
時間を過ごします

ああ、あのロボットは
こうやって出来たんだなぁ
というかコレを
学生が作るのか

実際にコレを作った先輩たちが
目の前で中学生たちに声をかけているのを見ながら
高専っていいなぁ
通いたいなぁ(アタシが)

講座が終わり
もう来ることはないと思っていた
高専の校舎巡りをしました

写真で見た
ロボコンで使われたロボットの実物

今年のロボコンに向けて
体育館で作業している先輩方

地元に戻り
ロボコン全国大会で
先輩たちが活躍しているのを
テレビの前で応援し

2学期以降も
担任の先生から
論文や記事をいただく日々が続き

こうやって知らない間に
少しずつ
「高専」が
身近に感じられるように
なっていきました

中3編
中3になり、担任は変わりましたが
有り難いことに
理科の担当は
引き続きY先生でした

Y先生のおかげで
「理科」が大好きになっていた甥っ子は
進路希望に「S高専」と書きました

しかし
何コースがいいのか
どの学科に行くのが
自分に合っているのか
分かりません

それを見定めに
全学科を体験できる
S高専の「1日体験入学」に行きました

本番間近の
ロボコン部の最終調整も
見学できました

子供がいない私にとって
本来なら一生体験することのない
たくさんの物を見せてもらいました


2年前には
二度と来ることはないと思っていた
この校舎に
もう3回も来ている

そして
「次にここに来る時は
 受験日なのだ」

そう思うと今までの講座が
どれだけ大きな意味をもっていたのか
実感しました

地元に戻り
本格的に受験勉強が始まり
過去問の点数にクラクラしていたある日
やっぱ高専ムリゲーじゃね?と
思い始めたある日

彼の父親が言いました
「◯◯(地元の地名)でS高専の出張講座があるってよ」

行かなきゃ!

(*【中3いよいよ高専の受験を決める編】に続きます)https://note.com/mayumi_sensei/n/n6f15157b6ed5

(アメブロはこちらから)
https://ameblo.jp/our-note0805/entry-12629837904.html

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mayumi
見に来てくれてありがとうございます! 「国境の島」で先生してます。以前は香港で先生してました 先生として保護者としてオンライン上の親戚オバちゃんとして、子ども達に伝えたいことを文字や音声にしています (トップ画像は私が撮影した「島」の写真です)