「3つのいいこと」をやってみませんか?
ポジティブ心理学では、量的調査を通じて、結果が実証されている幸福感をあげる方法がいくつかあります。
今日は、「3つのいいこと」という方法をご紹介しましょう。
なぜ「3つのいいこと」というワークは、有効なの?
どんな大変な日々にも、いいことはあります。
(*この「いいこと」というのに、客観的判断は必要ありません。
自分がいいことだと感じれば、それはいいことです。
そして、そのいいことのレベルも、それぞれでかまいません。
「彼女がプロポーズをOKしてくれた」という大きないいこともあれば、
「道ばたの花がきれいだった」という日常のちょっとしたいいこともあります。
とにかく、自分が「いいこと」だと感じることができれば、それは「いいこと」です)
毎日、3つ、いいことを書き出してみませんか?
最初は、いいことを3つ書き出すのが難しい、と感じる人も多いようです。
しかし、なんでも慣れです。
毎日の3つのいいことを探して、書き出しているうちに、
脳が、ポジティブなことを探すようになってきます。ポジティブなことにアンテナが立つ脳の回路が強化されてくるのです。
そして、幸福を感知する力が強くなり、日々の幸福度が上がってきます。
そして、2週間以上続けていると、繰り返し出てくるトピックがあります。
何度も、何度も出てくる同じカテゴリーがあれば、それは、自分にとって、
とても大切なものだと気づくことができます。
それを意識し、それができていることに感謝することができれば、より幸福度はあがっていきます。
3つのいいことをシェアしあおう!
そして、もう1つのおすすめは、この「3つのいいこと」を、遠く離れたご家族や、お友達のグループとシェアしあうことです。
緊急事態宣言が出て、できるだけ家にいて、リアルに人と触れあうことを減らすようと言われている今こそ、とても役に立つように思います。
人間は社会的な生き物です。
ハーバード大学の75年にわたる調査でも、人の幸福感を決める一番の要素は、確固たる人間関係であることがわかっています。
家にいることが推奨されているこの1ヶ月、つながりを意識するためにも、家族やグループで、この「3つのいいこと」をされるのはいかがでしょうか?
1ヶ月が長いと感じられるのなら、まずは2週間!
一番、このワークの効果が高かった実験グループは、このワークを1週間続けて、あとは時々よいことを思い出し続けたグループだと言われています。
ただ、これもご自身の感覚を信頼してみてください。
1週間がいいのか、2週間がいいのか、3週間続けたあとは、週末にだけ3つのいいことを書き出すのか?
とにかく、まずは2週間は続けてみてください。
私自身は、実際に、家族と3週間、やったことがあります。
離れて住んでいる子どもたちの様子がよくわかり、
そして、子どもたちの幸せな様子が伝わってきて、本当に楽しい3週間でした。
この「緊急事態宣言」という逆境を、自分の脳のポジティブなことを感知する力をあげ、家族や仲間との絆を強くする期間にしてみませんか?
私自身も、これを機会に、またこのワークを再開します。
みんなで、絆を感じていきましょう。
*写真は、緊急事態宣言が出た昨日の昼間に出たハロ。
私はそこに希望を見ました。
(このnoteの写真は、すべて私が撮った写真をアップしています
思いが伝わりますように)
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