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英語が話せないけど海外転職できるのか?

海外転職キャリアコーチのブレナー真由美です。

今回は、

「英語が話せないけど海外転職できるのか?」

という質問が思った以上に多いので、

”実際のところはどうなのか?”

というお話をさせていただきたいと思います。

海外転職をしたい方で、

”英語を使って仕事をしたい、でもまだ英語がそこまで得意ではない方”

に人気がある国々は

東南アジアのマレーシアやフィリピン

です。

プチ親子留学にも人気がある国々で、海外転職を希望している方の多くは、”英語圏の国々は英語力のハードルが高すぎる”ということで、特に初めての海外転職の方は、マレーシアやフィリピンを選ばれます。

そもそも論で言うと、

英語を勉強するつもりで海外転職をするわけではない

ことは念頭に置いてもらいたいと思います。英語はあくまでも仕事をする上のツールの一つであって、自身の英語上達のために、転職をするのではないということ。

英語のレベルが、仕事をするうえで、周りの足手まといになるようなレベルなら、先ずはしっかりと日本で英語力を上げる、半年から1年はしっかりと留学などをして英語の勉強をする、そこから転職をすべきだと思います。

もちろん語学力よりも優れた技術力などがあれば別ではありますが。

さて、東南アジア圏の転職ですが、頑なに
「英語を使いたいから」
「英語力をもっと磨きたい」からと、マレーシアを希望する方多いのですが、現実どうかというと、英語が出来ない人が先ずは仕事を見つけるのは困難で、英語が日常会話レベルで出来るくらいでも難しいと思います。

そして、ラッキーなことに転職が出来ても、現地の人や色々な国籍の人と生活をする、仕事をするなどの環境に身を置かない限りは英語は上達はしません。いつも行くレストランで注文をするくらいの英語力しか身に着かないと思います。

英語が出来る人は世界中に五万といます。英語が出来る日本人も世界に5万といます。

英語力がなくても、採用がある可能性がある場合は、日本の会社からの出向、転籍、よってその会社のことをよく知っているということ。

現地採用で就職するなら、技術職、営業でも既に取引先がその国に存在し人脈があるなどの分野になります。 


IELTSかTOEICか?

次によく聞かれる質問は、IELTSやTOEICの試験を受けた方が良いのかということですが、海外の日系はTOEICを知っていますが、世界的にはIELTSの方がよく知られています。

英語力に関して何も証明がないのなら、試験を受けてある程度のスコアが出るまで頑張りレジュメに書けるようにしていくのが良いと思います。

正直、試験の結果よりも面接で勝っていける英語会話力がどれだけあるかが重要です。それにはYes Noしか言えない英語力ではまず無理ですね。聞き取れなくても聞き返せるだけの英語力は最低限必要です。

日系の会社を受けるんだから英語力は要らないでしょ?と思う方もいるかもしれませんが、日系でも人事部や採用をかけているチームのマネジャーなどは現地スタッフであることも多く、英語が出来ないまま面接を通るのは相当難しいと思います。

アジア圏は日本語が出来るスタッフも多いですが、人事部などのポジションに就いている人で日本語が出来る人は極まれです。

海外転職を数多く成功に導いてきた私が本音でお伝えすると、【英語力】がない方が海外で就職をするのはとても困難です。ただ先にもお伝えした通り、英語や語学力は仕事をする上での1ツールであって、英語力がどんなに高くても実務経験がない、就職したい国の労働市場、ニーズにマッチングしていない仕事をしている方、学歴や資格などが伴わないと海外就職は難しくなります。 

英語圏や英語を使って海外就職を目指している方、先ずは、海外就職をいつしたいかを決め、それまでに英語力向上だけではなく、実務経験を積んでいくこと、必要であれば資格を取ることなどやるべきことを理解した上で着実に海外就職成功の道を歩んいっていただきたいと思います。

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