その2センチが人生を変える
正しい姿勢って何でしょう?
きれいな姿勢?
まっすぐな姿勢?
ただ無理やり体をまっすぐにしようとするのではありません。
正しい姿勢とは
筋肉が意識しなくても自然と使えて、
骨格のゆがみやつまりが起こりづらくなり、
内臓の位置が下がらないので、内臓機能が低下せず、
体が軽く動かしやすくなる姿勢のことです。
体の余分な緊張が抜け、
リラックスして前向きな気持ちでいられます。
そのもとになるのが腰(骨盤)。
腰を立てて使います。
「腰を立てる」という言葉は
きっと今までも聞いたことはあると思いますが、
実際に「腰が立った状態」がどういうことなのかって
意外とあやふやだったりします。
でもここがとても大切なんです。
硬い椅子に座って腰を立ててみると、座骨というお尻の骨のとんがりが座面に当たるのがわかると思います。
そのとんがりのてっぺんを座面に当てた状態でその上に頭を乗せてみてください。
ここが正しい位置と思いがちですが、実はそうではありません。
頭を座骨に乗せたまま、おへそをほんのちょっとだけ突き出して見てください。
ここが正しい「腰を立てた」位置です。
合っているか、間違っているかを確認するためには
そのまま地面を踏んでみるとわかります。
正しい位置で踏むと体が上に持ち上がる感覚がありますが、
間違った位置だと持ち上がらないのです。
間違った立て方と
正しい立て方は
せいぜい2センチくらいしか違いはないのですが、
その2センチがもたらす違いは本当に大きいのです。
たかが2センチの違いが
使う筋肉の種類も、量も変えてしまい、
内臓や骨格の並びも変えてしまい、
メンタルまでも変えてしまうのです。
人生を変える2センチの違い、絶対に知ってほしい。
からだレッスンで確認してください。