トルコに行ってきたよ
はじめまして
はじめまして、こんにちは。まゆみと言います。
トルコの俳優のCem Yiğit Üzümoğlu さんを推してます。
日本だとNetflixで『オスマン帝国』とか『憎しみの最果てに』とか出でてます。めっちゃかわいいので観て。
彼の舞台を観たくてトルコのイスタンブルとアンカラに行ってきました。その覚書です。
https://instagram.com/cemyigituzumoglu?igshid=YmMyMTA2M2Y=
そもそもの発端。
Cem君を推し始めてからずっとトルコに行きたいなとは思っていたものの、このコロナ禍において行けなかったところ、今年はようやっと行けそうだし、同じトルコ語講座の方も行ってるし、来年になったらまたどうなるかわからないので、何にも決まってないけど、イスタンブルだったら観光に困らないだろ(長)、って事でHISでトルコ旅行を予約したのがそもそもの発端。
それが何で完全個人手配の旅になったかというと、インスタでフォローしてるトルコの舞台情報を流してるTiyatrolarが今シーズンのsırçaは11月9日と10日から、チケットはBiletixでというポストを投稿したから。
https://instagram.com/tiyatrolar?igshid=YmMyMTA2M2Y=
「はぁぁぁ?!」
当初の予定だと11月11日から行くことにしてたのでちょうど終わってるじゃないか。
まぁ無理だろうなと思いつつHISに日程て変えられますか?と聞きながら個人手配を準備。
これが10月の初めだったかな。HISからは早々に「無理です」ってメールが来たよ。だよね。
チケットを取ろう。
ここでのチケットの意味は、舞台のチケットとエアチケットの2つ。
まずはじめの方の舞台のチケット。これが取れなきゃ意味がない、ってことで、まずBiletixに会員登録する。登録しなくても、取れるっぽいけど、会員登録なしに取ろうとしてもたつくのが嫌だったので。
別に日本のアドレス日本の電話番号でもアクセプトしてくれた。
これで準備はOK。
あとは発売日の10月4日を待つ。
インスタからリンクされた発売ページに飛んで、なぜか日本時間で表示される開始時間にビビりつつもとりあえず一番いい席(350TL=3,000円くらい)を取る。この舞台の場合は席は選べなくて、セクションでしか、選べなかった。決済のタイミングで席が表示されるので、「えーと、Dだから4列目?」とか考えながら、「まぁええか」と決済。
ここからが大変だった。
まず、アメックスがダメ。VISAもダメ、Masterもダメ。で、もしかしたらいけるかもでいけたのが、セブンカード(VISA)。思うに、ブランドどうこうじゃなくて、セキュリティではねられてるっぽい。良かった、無駄に高いセキュリティにしといて。ということで2日分の席を確保。行ってみないとわからないけど、数字上はとってもいい席。
これはもう行かねばならぬまい、ということで、2つめのチケットをとろう。
エアチケットの一番の問題はお金。Turkish airの直行便なら26万円から、湾岸系の航空会社なら13万円くらいから。うぅ…お財布に痛い。でも、HISの旅行代がトータルで32万円くらい(一人旅だと高くなるんだよ…)だったのでそこまでは許容範囲とする。
そうだポイントを使おう。
26万か13万か、富裕層ではないのでどちらもポンとは出せないので、なんとか安く行けないかなぁと考えてたところに、そうだ、たまってるマリオットポイントをマイルに変換すればいいじゃない?と。
ANAのマイルは往復イスタンブル行けるけど、チケットが取れない。
となると、JAL。
今思えばTurkish airのマイルにかえればよかったのかも知れないけど、当時はそこまで頭が回らなかったんだよ。
マイル交換先にJALがあること、JALなら特典航空券で席が取れそうなことを確認して、ポイントをマイルに変換依頼する。3日から1か月くらいかかるとかいてあり、ドキドキしながら、JALのマイページを日々更新する。交換をお願いして2日くらいで今までゼロマイルだったまゆみちゃんのページに75,000マイルの数字が!
吐きそうって思いつつ、JALのよくわからない特典航空券の購入ページから、成田→ドーハ、ドーハ→イスタンブル、イスタンブル→ドーハ、ドーハ→成田を購入。
購入手続き完了メールが来たときは「これで行ける」って思いと「あー疲れた」と「どうしよう」がミックスされたような気持ちだった。その時のツイ。
あとはホテルだな
イスタンブルのホテルで泊まりたい憧れのホテルはリッツ・カールトンだったけど、一泊5万円するので早々に諦める。
とはいっても、一応女性一人旅なので安心安全を買おうということで、ちょうどヒルトンの上級会員にもなったことだし、コンラッドイスタンブルに。ヒルトンイスタンブルのほうが、劇場には近いけど、市内から遠いってことで、コンラッドに。
国際展開してるホテルなら、確実に英語が通じるでしょ。
チケットも取ったホテルも取った。
あとは、海外旅行保険に入って、SIM買って、ワクチン接種証明のアプリをインストールして、My SOSにブチ切れつつ細々した旅行の準備。
その間にちょうど4回目のワクチン接種の機会があったので、うっきうきでうつ(ワクチンうつの楽しみなんですよね。3回目のワクチン接種のときに、看護師さんに「(うてるの)楽しみにしてたんです!」と言ったら引かれた)。これで安心して行ける!
あとはファンレターとプレゼントですね(違)
そもそもファンレターもプレゼントも受け取ってもらえるの?
知らん。
日本語のネット情報では見つけられなくて、そもそも英語圏の推しに会いに舞台に行ったという話でも、そんなプレゼントを渡しましたなんて出てこない。このnoteはそんな情報を探してる誰かの為に書いてるのもある。
日本の舞台のやつ見ると、プレゼントはお断りされることもなんて書いてある。トルコ語で検索しようにもそもそも検索ワードがわからない。トルコ語もっと勉強しなきゃ(この旅行の間何度も思った言葉)。ようやく探し当てたページには
「俳優に良かったを伝えるには何をしたらいいですか?」
「舞台後に会いに行けばいいんだよ!」
それができたら苦労せんわ!
でも、せっかく行くんだし、プレゼントは受け取って貰えなくても手紙だけでも渡したい。
ということで、ダメで元々ということで伊勢丹新宿へ。コロナ禍中は新宿に行くことも避けてたので実質3年ぶりくらい。まぁ伊勢丹新宿なら間違いないだろ。
何買ったかって言うと、ペンハリガンの香水セット。香水かよ、と思ったけど、ミニボトルだし、複数入ってるからどれか一つくらい好きなのあるだろ。香水つけてるイメージがあったし。それに、ペンハリガンなら有名だし!
https://meeco.mistore.jp/meeco/2110parfum/penhaligons.html
それと、Aesopの保湿ケアクリーム。Aesopって外資に勤めてそうなイケイケのお兄さんが使ってるイメージ(謎)。まぁそれはそうと、販売員の方に、海外の舞台俳優さんへのプレゼントです、ということを相談しておすすめ頂いたものを。
包装してくださいとお願いして、箱タイプだと場所を取りますよと言われたけど、大きいものがいいらしいとのことなので、是非そちらでお願いします(おかげで、パッキングのときに苦労する羽目になる)。
と、便箋。黒猫の絵が入った手紙のセット。トルコで黒猫のシンボルがどうとられるのかわからないけど、猫嫌いじゃなさそうだから、良いかってことで購入。
購入時に、代筆お願いできますか?と聞いたら、お断りされる(まぁ当然)。
ファンレターを書こう
まずは日本語と英語で。どういうこと書けば良いんだっけ?とググりながら、あなたのことが大好きです、を延々書く。
書き上げた300ワードくらいの手紙を見て一言。
「キモい」
いくらなんでもこれはやめようと、いろいろ削ぎ落とし、まぁ許容範囲かな?にしてく。
トルコ語のほうがいいよね…。
いくら英語ができるとはいえ、母語はトルコ語の人に英語で出すのはどうなんだろう。試しに、機械翻訳を使って訳してみるも、そもそもこれが正しいのか判断する語学力がない。もっとトルコ語勉強しなきゃ。でも、いきなりレベルアップは無理。
と、言うことでトルコ語の先生に添削してください!をお願いする。いつもいつも変なお願いばかりして本当に申し訳ない。でも、ご快諾いただき、添削してもらえることに。良かった、これで(中身はともかく文法的に)「何言ってるんだこいつ」と思われる心配はない!
え、アンカラ映画祭?
11月にあるアンカラ映画祭でCem君の出てる映画(Karanlık gece とLütfen Cevap Veriniz)が上映されることは知っていて、でも、イスタンブルならともかくアンカラは無理でしょと思ってたんですよね。
ここで、私の日程を書くとこんな感じ。
11/6成田→ドーハ
11/7ドーハ→イスタンブール
11/8フリー
11/9 sırça
11/10 sırça
11/11イスタンブール→ドーハ
11/12ドーハ→成田
11/8が特に予定が入ってない日で、観光か、舞台か、映画かと考えてたんですよね。
そったら、アンカラ映画祭のアカウントがスケジュールを発表してて、その中に11/8 Lütfen Cevap Veriniz やりますって書いてあるじゃん。
https://instagram.com/ankarauff?igshid=YmMyMTA2M2Y=
Lütfen Cevap Veriniz は、まぁこの予告編を見てくれ。めっっっちゃビジュアルがいいから。Cem君めっっっちゃかわいい。
Cem君とUshanさんが再共演(オスマン帝国でのメフメト2世役とザガノスパシャ役)してて、なにその私得作品絶対みたい(でも無理そう)と思ってやつ。え、行く。
絶対、行く。
行かなきゃ。
行くか、アンカラ
まずグーグルマップで検索しつつ、元トルコ在住の方にも相談に乗ってもらいながら、飛行機なら行けそうということに。もうホテルは予約変更不可のプランで取ったので、日帰り。時間の都合上、行きはイスタンブル空港、帰りはサビハ・ギョクチェン空港。両方経験できて良かったことにする。
が、プランはたてたものの、まだ映画祭のチケットは発売前です。買えるかな…。
繋がらない…。
買えないかもなぁと思っていたのは、アンタルヤ映画祭のときに、インスタのポストで買えなかったってコメントがいっぱいついてるのを見たから。東京国際映画祭のチケットも買えなかったし。映画祭のチケットって取るの難しいの?
とりあえず、トルコ時間12時の発売だというので、日本時間18時に待機。Biletix じゃなくて、今度は、Biletinialってとこ。
18時になった瞬間リロードして、映画祭のページに行くも、まだ発売前ですの表示。
「もう、12時過ぎてるでしょ!」
と言いながら、リロードを繰り返す。何度かリロードを繰り返してようやっと購入ページにたどり着き、席を選択。決済へ。
と、ここでも、Sırçaの時と同じ問題が起こる。Sırçaのときは使えたセブンカードもダメで、席は取れたのに買えないかもと涙目。決済ではねられる度に最初のページに飛ばされるからまたそこから、作品ページに行って購入しなきゃいけなくて席が埋まってくから焦る。最終的に決済が通ったのは楽天カード(VISA)。もう、何が良いのかわからないよ。でも、まぁ、映画祭のチケットも取れた、ということでTurkish airの国内線チケットも購入。
やったー、LCVが見れる!
どうやって帰ろう
私の旅の目的はCem君の舞台のsırça(ガラスの動物園)。
Sırçaの開演時間は21時です。で、Tiyatorolarによると、2幕2時間15分。ってことは終了時間は23時過ぎ。何その深夜。日本でもそんな遅い時間にうろつきませんよ、私。
しかも劇場は、イスタンブル市内から離れたところっぽい。近くに地下鉄もないし、バスもこんな遅い時間動いてるの?タクシーもあるのか、謎。
どうやって帰ろう。
ホテルにタクシーつかまるかなって聞いたら、
『手をあげたら止まるよ』と。
いや、そういうことじゃなくて。
ちなみに車の手配を頼むと75ユーロwith tax。
流石におっけー頼むわ!って即決できる値段じゃないので、ちょっと考える。
いろんな人に相談すると、行きのタクシーに迎えに来てと頼んだら、高いけど安全のために頼んだら、とか。正直迷う。
帰りが不安だったら楽しめないし、そもそも帰れなかったら意味ないし、でも、高いし。悩んでいたところを、よし、頼もうと思ったのは、とある人から言われた、私のやろうとしてることは普通の旅じゃないから、必要経費として割り切った方がいい。
そうですね、普通の観光だったら、私絶対にこんな深夜に外に出ない。よし頼もう。
結果として、頼んで本当に良かったです。いろんな意味で。
はいここまで準備編。何字使ってるんだよ。半分私の愚痴です。
次は持っていったものを。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?