人生で一番苦しかった時に私がやったこと
今日と同じ明日が来ると思っていた時に、急にその生活がなくなり、毎日泣きながら過ごして、死にたい死にたい、と思っていた頃、私がやっていたことを書いておきます。
何が正しい方法かはわかりません。
でも、今は全ての経験が自分の中に蓄積されて、宝になっていると感じています。
とにかく気持ちを書き出す
感じたこと、今思っていること、考えたいことを、とにかく紙に書き出しました。悲しみや悔しさを書きなぐっていたと思います。
思わず怒りのメールを出しそうになった時は、一度紙に書き出して見てみると、自分に都合の良い言い訳をしているな、と少しだけ落ち着けました。
家に居るのも辛かったので、カフェにこもったり、公園のベンチで裏紙に考えを書きなぐっていました。
本を読み漁る
急に自分で自由に使える時間ができたので、「何かしなくちゃ、何か良くならなきゃ」と焦ってて、本を読み漁っていました。
心理学系の本や仏教やキリスト教系の自己受容の本、自己啓発、引き寄せの法則に関するものなど、「読みたい」と思う本をどんどん読んでいました(引き寄せの法則に関するものは、「本を読みたい」と言っていたら、周りの方が貸してくれました)。
何かに打ち込むことで、問題を考えすぎないようにできたのかもしれません。
気が済むまで信じたことをやる
周りがどれだけ口を出してきても、自分がやりたいことをやりました。
これまでは、親の言うことに従ったり、あえて反発したりしていましたが、自分が信じたことを信じるまでやってみよう、とはっきりと「自分で決めた」感覚がありました。
弁護士にお金を払って手続きをお願いしたことも、望みがないことはわかってはいましたが、やらずに後悔するより、やってみることが自分の納得につながり、今は納得しています。
コーチング、セラピーを受ける
自分の問題と向き合うために
コーチング(自己受容)
セラピー(親子関係改善、潜在意識の書き換え)
を受けました。
どちらも、次回までに取り組む課題、を設定してもらっていたので、日々の目標になっていたと思います。
また、自分の気持ちを言語化して伝えることで、考えが整理されました。「がんばってね」と励ましていただいたことも支えになりました。
家族以外の人と話をする
この頃は実家にいたので、家族と会社の人としか話をしない、という状況になりがちでした。
それでも、週に1回のサークル活動や、友人としゃべる機会を持つようにして、自分の問題以外のことに目を向ける時間を持っていました。
サークル活動を続けるか迷いましたが、私のプライベートの友人はほとんどそこにしかおらず、直感で「これは続けたほうがいい」と、なんとか行っていました。
こんな私でも、受け入れてくれる人がいるんだな、友達がいるんだ、と分かる良い経験で、人の温かさに感謝です。
生活リズムを崩さない
それまでと生活環境が変わったものの、早寝早起きの生活リズムを崩さないようにし、十分な睡眠時間を確保していました。
仕事にも、それまでと変わらずに行くようにしていました。
心を整えるには、身体から。仕事があるから食べられる。
仕事をしている間に、突然涙がこみあげてくることもありました。周りには迷惑をかけたかもしれませんが、何もせずに悩んだり悲しみ続けるより、何かしている方が疲れて眠ることもできるので、良かったです。
また、仕事を通して自分が提供できるもの、自分の存在価値を感じることができました。
全ての出来事が、自分にとって必要な出来事だったと思います。
自分の世界が少しだけでも広がったことは特に良かったです。
まだまだ、白黒思考で視野が狭くなりがち、感情の起伏も激しめですが、それでも、そんな自分に気づけたこと、色んな対処法があることが分かったのは、ありがたいことです。
だれかの今日が、少しでも良くなりますように。
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