白衣の力。
白衣と聞いて。
きっと【白衣の天使】って言葉が大多数の人の頭に浮かぶだろうな。
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白衣は不思議な力をもっているなってずっと思っていた。
私にとっての白衣は境界線だった。
いつもの私から看護師の私になる。
そんな境界線。
どんなにだらだら起きた朝だって、白衣に着替えればシャキッとする。
看護師モードに切り替わる。
これって白衣に限らず制服ってそういうイメージかもしれない。
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いつか上司に言われたことがある。
「看護師は女優にならないとね。」
白衣を着るとその言葉が頭をよぎる。
そこで自分のスイッチをいれるのだ。
まさに白衣の天使のスイッチを。
そして私は看護師を演じるのだ。
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白衣を着ていると何に対しても抵抗がなくなる。
排泄の介助だろうと。途中手についてしまってもww
血液を見たって。
何に対しても動じない。
だって、看護師ですから。(笑)
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友達は私に「よくできるよね。」って言う。
「私血液みたらダメだわ」っていうけど、人間って良い意味で慣れるから。
全くなんともない。
それこそ、透析で働いていた時なんて、自己抜針なんてこともあってびっくりするほど血が噴き出すこともあるけど。
冷静に止血に走るようになるんだから。
不思議だね。
それぐらい白衣は力をもっていると思っている。
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これは自分自身に限らない。
患者さんにも言える。
白衣を着ているだけで優しいと思ってくれる。
イメージのパワーは大きい。
たぶん素の私が言った事なら聞く耳すら持たないことも、白衣を着ていればすんなり受け入れてくれることもある。
余談であるが、患者さんや家族に私服で会うと90%気づかれない。(笑)
それほど白衣の力は偉大だ。
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イヤなことも大変なこともたくさんある。
でも、看護師役をやっていると思えば、乗り切れることも多い。
こういう切り替えが大事だと思う。
皆さんも、白衣の天使スイッチをいれて頑張っていきましょ!