奉仕の精神と自己犠牲の違い
人生というものは、どうしてこうも悩みが尽きないのか。
9月末で契約を終了し、今の仕事を辞める決心をした6月。
辞める理由はいくつかある。
・開業届を出したので、自分で仕事をしていきたいし、その為の色々と考える時間、動く時間を確保したい。
・仕事がこれから忙しくなるのが予想でき、これまでのフレキシブルな働き方が難しそう。
・忙しくなる仕事は、当初の契約にない突発的な業務。それらに振り回されたくない。
・ほぼリモートワークは楽だけど、このままチャットだけの会話で仕事をするのは精神衛生上よくないと思った。
・そもそも仕事に何も面白さを感じない。
というのが、大きな理由である。
そして、ここにきて、1つわたしの頭を悩ませる問題が浮上した。
それは、わたしはそもそも育休を取得する方の代替として、派遣社員として雇われたのだが、その育休社員(正社員)が復帰予定月に戻って来ない可能性が出てきたからだ。
9月末で辞めても、年明けには戻ってくるし、それまでは、今いる人に頑張ってもらってって思っていたけど、戻って来ないとは。
そもそも社員さんが戻らないことは、わたしには全く関係ないことで、派遣社員のわたしが9月で辞めることに後ろめたさを感じる必要はない。
「It's not my business!」だ。
と言いつつ、大変になるのが分かっていて辞めるのは申し訳ないという気持ちもあり、でもまたその反対に、わたしが犠牲になる必要はないと思う自分もいて、葛藤を繰り返している。ほんと、やっかいな性格だ。
もっと鈍感力もしくは無関心力がわたしには必要だ。
わたしには元々、奉仕の精神がある。
困っている人がいたら助けてあげたいと思う癖がある。
でも、本来『奉仕の精神』と『自己犠牲』とは、どんな違いがあるんでしょうか。
色んな考え方があると思うのですが、わたしが考える『奉仕の精神』というものは、「自ら好んで行う行為」なのではと思いました。
例えば、自分の担当の業務でなくても、手が空いていたり、手伝ってもいいですよって自分が許可をだしているとき、または「喜んで!」と言って引き受けられるような状況は、奉仕の精神で、「嫌だなー。」と思いながら手伝うのは自己犠牲になるのかなと。
そう考えると、やっぱり今の仕事を続けるのは「嫌だなー」という答えになった。
何が嫌なのか?
上が頼りなくて、レスポンスが遅い。何も分かっていない。
が理由かな。
見ていてイライラするんです(笑)
ええーい!旗振りはワシに任せろぉー!と旗を取り上げそうになる自分を押し殺しているのがしんどいんです(笑)
わたしが頑張ったら、きっと彼らはさらに上の人たちから「よくぞ頑張ってくれた!」と言われると分かっているから、手伝うのが嫌なんですw
皆さん50代後半、派遣社員の力を借りずに、自力で頑張っていただきたい。そう願うばかりです。
ふと思ったんですけど、こういう場合「派遣社員」ではなく「ビジネスサポート」という業務委託だったら「〇〇プロジェクトを成功に導いた」っていう成果(実績)になるんでしょうね。
10月以降は、派遣社員ではなく業務委託で交渉してみようかしら。
報酬は今の倍で(笑)