「甘え上手」という言葉がありますが、
はっきり言ってわたしは「甘え苦手」です。
相手が善意で言ってくれたことに対して、『こんなに甘えていいんだろうか・・。』と恐縮してしまうのです。
これは心の奥底に『こんなに甘えたら嫌われるかも。』という思いがあるからかもしれません。
でも、逆の立場だったら『いいの、いいの甘えてよ。』と思うと思うので、「〇〇しましょうか?」と言われたら素直に甘えて感謝すればいいのだと思うのですが、やはり恐縮してしまうのです。
素直に甘えられる人は尊敬します。
何かで「甘えることは、相手が”良いことをした”と思う機会でもあるんだよ」みたいなことを聞いた記憶があり、相手に徳を積んでもらういい機会なんだから甘えてもいいんだと。
そういう意味では普段なにも意識していない、もしくは意識しないようにしているのか分かりませんが、自己肯定感というのが低いのかもしれません。
なぜなら、自己肯定感が高い人であれば「わたしは、優しくされる価値のある人間だ!」と思えるのかもしれませんが、わたしの場合は『わたしなんかが、こんなに優しくされていいんだろうか・・。』と思っているところがあるのかもしれないと思って。
意識はしていないけど、潜在意識の部分で。
人にやさしくするのには抵抗が無いのに、
やさしくされるのに抵抗を感じるってなんなんでしょうね(笑)
知り合いの方からご紹介していただいた不動産屋さんで働く方Mさんから、あるお家の不用品を頂けることになったんですけどね、わたし万年ペーパードライバーなので、電車と徒歩でコロコロ(スーツケース)ひいて伺おうと思ったら、Mさんが「最寄りの駅まで車でお迎えに行って、帰りはご自宅までお送りするので荷物が増えてもご心配なさらず!」って連絡があったんですよ。
不用品といえどもタダでモノをいただくのに、送迎付きなんて、こんな甘えちゃって罰が当たるんじゃないかと返信に戸惑ったんです。
ーしばしスマホの画面を見ながらフリーズー
でも、これはMさんの善意だから、それを無下にしてはいけないし、有難くお言葉に甘えようと思ったものの、本当にそんなに甘えていいのかと。
もちろん、菓子折りの1つや2つ持って行かねばとは思っていますが。
誰かに何かをしてもらうことに慣れすぎて当たり前と思ってはいけないけれど、素直に甘えられるような素敵な人になりたいなって思ったという話でした。←なんじゃそりゃっ!