
ヨハネの黙示録
この預言の言葉を朗読する者と、これを聞いて、その中に書かれていることを守る者たちとは、さいわいである。時が近づいているからである。
口語訳 ヨハネの黙示録1章3
【鉢の裁き 3】
・第3の鉢の裁き

4 第三の者がその鉢を川と水の源とに傾けた。すると、みな血になった。
・水をつかさどる天使

5 それから、水をつかさどる御使がこう言うのを、聞いた、「今いまし、昔いませる聖なる者よ。このようにお定めになったあなたは、正しいかたであります。
6 聖徒と預言者との血を流した者たちに、血をお飲ませになりましたが、それは当然のことであります」。
・殉教者たち

7 わたしはまた祭壇がこう言うのを聞いた、「全能者にして主なる神よ。しかり、あなたのさばきは真実で、かつ正しいさばきであります」。
ヨハネの黙示録16:4-7
つづく
4節、川と泉の水が血になりました。第2と第3の鉢の裁きで、地上の水はすべて血に変わったため飲料水がなくなりました。このため人類の生存が不可能な環境になるのです。
5節、 「水をつかさどる御使」、天使には、自然界のある部分の管理を委ねられています。風を支配する御使(黙7:1)、火を支配する御使(黙14:18)
6節、この天使が、神の義が成ったとほめたたえています。聖徒たちの血を流した者たちが、血を飲むようになるのは当然である。大患難時代の裁きは、神の義の成就でもあるのです。
7節、「祭壇がこう言うのを聞いた」とは、祭壇の擬人化です。水をつかさどる御使いに同意しているのは、大患難時代の殉教者たちである。
黙6:9-10「9小羊が第五の封印を解いた時、神の言のゆえに、また、そのあかしを立てたために、殺された人々の霊魂が、祭壇の下にいるのを、わたしは見た。10彼らは大声で叫んで言った、「聖なる、まことなる主よ。いつまであなたは、さばくことをなさらず、また地に住む者に対して、わたしたちの血の報復をなさらないのですか」。
次回は、第4の鉢の裁きです。
記事を見てくださりありがとうございます。聖書の中で唯一、祝福が約束されているヨハネの黙示録を投稿していきたいと思っています。今後とも長いお付き合いになるかとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
※記事に使用している聖句は、日本聖書協会発行の口語訳聖書。
新約1954年版、旧約1955年版は2005年に著作権保護期間が終了している。
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