稽古前のコンビニの店員さん
朝ミュの稽古前、よく行くコンビニがある。
朝公演するので、稽古もいつも朝。
いつも眠い目を擦り出かけるのだが、そのコンビニでは決まってカフェラテを買い、身体を目覚めさせている。
毎朝同じ時間帯に行くからか、コンビニの店員さんが私の顔を覚えてくださり、いつも気さくに話しかけてくれる。
どうやらその方も毎朝同じ時間帯に働いていらっしゃるようだ。
私「カフェラテお願いします」
店員さん「いつもありがとうございます!アプリ入れられました?」
私「あ、入れようと思ってたのに忘れちゃいました。あははは。」
店員さん「カフェラテクーポン出てお得なので時間のある時にでもやってみてくださいね!」
私「クーポン欲しいのでやってみますね。また忘れそうですけど。」
店員さん「あははは。」
私「あれ、コーヒーメーカーの扉開かないな。」
店員さん「あ、それ自動でお掃除してるんですよ。すみません。そのうち開くとおもいますー!」
私「あ、そうなんですね!ありがとうございます☺️」
何ともない会話なのだが、1日の始まりが実に清々しく感じる。
今書いててふと思ったのだが、前の舞台「カタチ」の稽古でも近くのコンビニの店員さんが「稽古がんばってね」とチロルチョコ奢ってくれたりと仲良くなった笑
演出のあこさんに「そんなことある?」と笑われびっくりされた。なぜかあこさんと共に御礼を言いに行ったな〜
このエピソードは心に残り前のnoteにも書いたが、何故か店員さんと仲良くなりがちな私だ。
一方、セルフレジのコンビニも最近どんどん増えてきた。
時間ない時など、確かに便利なのかもしれない。でも私からすると何となく少しもの悲しく感じる。
コンビニだけでなく、無人服屋さん、無人スーパーも出てきた。
接客とは少し違うが、ロボット演劇っていうのが出てきたといつしかの大学の授業で習ったな。
ほんと驚きだ。
私がおばあちゃんになった時、街はどうなっているのだろう。
人口も減り、街から会話という会話がどんどんなくなってしまうのではないかと少し寂しげに感じる。
人と人との何ともないたわいもない会話を私は大切にしたい。