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「自分を生きる人生」から、「自分を使いこなす人生」へ!すべての鍵は心のコンパス(感情)です。
私が心の勉強を始めたのは33歳の時。
もう7年になるのですね。
当時人生がまったく思い通りにいっていなくて、こんなことってある?というくらい、不幸だったんですね。
不幸というか、生きている感覚が得られなかったのです。
楽しそうに軽やかに活躍している人と自分がどうしてこんなに違うのか、全然分かりませんでした。
一般的には恵まれた家庭環境。
それなりの収入。
特に悪くない学歴。
特に悪くない見た目。
特に悪くない頭。
外から見たら何にも悪いところがない私が、こんなに不幸だなんて。
もう、ギャグかと思いました。
そして、幸せを感じられないのは努力が足りないせいだと思い、わたしはとても頑張っていました。
でも、頑張れば頑張るほどぬかるみにハマるような感覚で、全然うまくいかなかったのです。
当時の私が頑張っていたのは、
周りの人に認められるように、
世間のレールから落ちないように、
ある程度の水準が保てるように、
人に迷惑をかけないように、
変な人だと思われないように、
こんな感じのことでした。
いつもいつも頭を使い、神経を使い、くたくたでした。
たくさん人に譲り、たくさん反省し、たくさん我慢して、無理するのは当たり前でした。
いつも不安そうで不機嫌そうに見られていました。
ざっと振り返っても、周りからの目や世間体ばかりを気にしていて、「自分」がすっぽり抜けていますね。
幸せや充実感って、感情、感覚です。
「自分」が感じることなんですよね。
いまなら分かるんですが、「自分」がすっぽり抜けた感覚で生きていた私が、幸せや充実感を得られないのは当たり前のことでした。
7年間の自分との向き合いを経て、今があるわけですが、
いまの私は、
自分に生まれたことを喜び、
私にできることがあると嬉しく感じ、
私との会話で誰かの笑顔を見れると幸せで、
私の笑顔や言葉がけで人が元気になるのが嬉しくて、
美味しいお料理を作るのが楽しくて、
美味しいものを食べて幸せを感じ、
栄養が身に染み渡るのを感じて、
運動で自分の体を鍛えることに喜びを感じ、
汗をかいてすっきりして、
動いて疲れた体をお風呂に入れていたわり、
暖かいベッドで眠る。
とても地味ですが、私はそんなことを大切にする毎日を送っています。幸せを感じる感度を上げ、「自分」を研ぎ澄ますために生きています。
大きなことはしていませんが、この基本的なことを喜び、味わい、慈しむことこそ、生きることだと思えるようになりました。
私が大きなことに取り組むのはこれからですが、基本が整っているいまの状態からであれば、ここから先は難しいことではないと思っています。
ここから先が「自分を生きる人生」というだけではなくて、「自分を使いこなす人生」です。
自分を使いこなす人生にするための基本的な状態を整える鍵は、「感情」でした。
自分の幸せや充実感は感情が教えてくれます。
なので、「感情」を生きる上での心のコンパスとしてみなさまに私の得てきたことをお伝えしていくことにしました。
すこしでも幸せや、充実感を感じて、自分を使いこなして生きられる人が増えますように。