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三浦雄一郎の「歩く技術」から山の歩き方を学ぶ②

人が「立つ」「歩く」場合に体を支える重要な働きをしているのが「足の裏」です。「足底(そくてい)」と言われます。では、「足底」はいくつの骨から成り立っているでしょうか?片方の足底には26個の骨があります。全身の骨の数は大人で206個なので、約4分の1が足の裏にあることになります。そして、人はその骨をたくさんの筋肉や腱で支えることによって、長時間歩くことができるのです!さて、とても重要な働きをする「足底」をしっかりケアしていますか?今回は、足底の重要性とケアについて、三浦雄一郎の「歩く技術」とともにお伝えします。

1. 足底を見てみる

下の図は、足の骨と筋肉を表しています。これを見ると、足底の骨と筋肉は多くから成っており、それぞれが複雑な動きをしていることが想像できますね。(引用:https://funatoya.com/funatoka/)

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2. 裸足で立ってみる

足は筋肉と腱から成り立ち、強さとしなやかさを併せ持つ素晴らしい構造をしています。しかし、普段私たちの生活の中では、靴を履くことに慣れてしまったため足が過剰に守られ、本来持っている足の力を十分に生かすことができません。

そこで、足の機能を感じるところから始めてみましょう。まず、靴を脱いで裸足で立ってみます。つま先も指一本一本に体重を感じることができますか?足跡を見ることができる場合は、自分の裸足の足跡を確認すると、面白い発見ができるかもしれません。

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正しい位置で立てている場合は、足の指にまで体重を感じることができますが、何かの原因で偏ったバランスになると思わぬ怪我に繋がることもあります。

3. 裸足で歩いてみる

裸足で立つ感覚が得られたら、次は踵から爪先まで体重を感じながら裸足で歩いてみましょう。もともとは裸足で歩くために必要な骨や筋肉が備わっているはずですが、靴を履いて歩くようになったために、本来の骨や筋肉の強さが失われている可能性もあります。裸足で歩く際は、5〜10分くらいから始めてみましょう。裸足で歩くことができる、公園や砂浜などが近くにあるといいですね。

4. 裸足ジャンケン

足底の骨や筋肉が本来の働きができるか、を確認するために「裸足ジャンケン」も有効です。裸足でグー、チョキ、パーができますか?グーはできても、チョキやパーができない、という方は多いと思います。これができない場合は、しっかりとケアとトレーニングを行いましょう。

次回は足底のケアとトレーニング方法をお伝えしますね(^^)

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