学びで欠乏感を埋めないで!エグゼクティブコーチが薦める本当のスキルアップ法【For Coaches】
駆け出しコーチだけではなく、経験を積んだコーチ達からもこの言葉を聞かない日はありません。
そんな志高きコーチたち。
でも、なかには、学び続けることへの焦りや、ひっ迫感を感じているコーチも少なくないのでは?
「頑張っても、頑張っても、なんだか足りない気がする」
「本当にこのやり方でいいのだろうか」
そういう漠然とした不安感、とてもよくわかります。
私も先日ふと、「なんか勉強が足りない気がする」と感じることがありました。
でも、よくよく考えたら、前日もコーチングのトレーニングを受講していたし、傍らにはいつも本がある。
なのに、なぜこんなにも「不足」を感じてしまうのか……
その原因の一つは、過不足を判断する指標がないことにあるかもしれません。
コーチのスキルや実力って、アセスメント等を活用して主観的に測ることはできても、客観的に測ることは難しい。
だからこそ、成長が伸び悩んでいるように感じてしまいやすいように感じます。
「もっとクライアントのためになりたい」と、高い志を持ちながら、「もっと成長しなければ」と、どこか追われているような感覚に陥ってしまう——
そんなあなたの成長を助ける、おすすめのスキルアップ法をご紹介します。
1. コーチングセッションを受けてみる
1つ目は、「この人だ!」と思うコーチのクライアントになって、コーチングを受けてみること。
自らがコーチングを受ければ、新たな気づきや行動変容、自分との向き合い方を、「体験談」として自分のクライアントに語ることもできます。
また、セッションフィーを支払うのも大事な経験!相互セッションではなく、絶対に有料でセッションを受けてください。
セッションフィーの決め方に悩むコーチからの相談が日々私のもとに寄せられるのですが、値決めをする上でのポイントは、自分が払ったことのない金額を払ってもらうことはできない!ということ。
セッションフィーとは、セッションの成果だけではなく、問い合わせから実際のセッション、成果までを含めた一連のサービスに対して支払われるもの。
であれば、自分が決めた金額を実際に支払ってみて、それに見合う価値やエクスペリエンス、付加価値など、さまざまな気づきを得るべき。
クライアントは、コーチが持つ器以上の成果はなかなか出せません。
成果を出したい(もっと成長したい)なら、それ以上の大きな器を持つコーチを選びましょう。
と、驚かれることもありますが、セルフコーチングとコーチングセッションは別物というのが私の見解。どんな優秀なコーチにも自分では気づけないブラインドスポットがあります。
一つの視点(セルフコーチング)で深掘りするだけでなく、複数の視点(セルフコーチング+他のプロコーチ)から得る価値は、あなたをより成長させてくれるはずです。
自分にコーチをつけていないコーチに「コーチングいいよ!」と薦められても、私の心は動きません。
コーチ自身が価値を感じていないものに、クライアントが価値を感じるわけがないのです。
2. メンターをつけてみる
2つ目は、メンターをつけること。
私自身もエグゼクティブコーチの肩書だけでなく、メンターコーチを名乗っていますが、コーチとしてクライアントにコーチングセッションを行うのと、メンターとしてコーチにメンターセッションを行うのでは、専門性が違います。
コーチがメンターをつけると、どんなことができるかご存知ですか?
コーチを育成する経験を持つメンターコーチに自分のセッションを受けてもらったり、セッションに同席してもらったりして、フィードバック(=コーチとしてさらに成長するための“処方箋”!)を受け取ることができます。
その“処方箋”に書いてあることに本気で取り組んでみてください。
見える世界が確実に広がるはず!
私自身、ずっとメンターをつけ続けています。
この先、自分がどれだけ成長しても、つけなくなることはないんじゃないかな。
そして、メンターコーチだけでなく、ビジネスのメンターや、他の対人支援のプロフェッショナル、スポットで力を借りる方などを含めると4-5人の対人支援サービスを受けています。
コーチがコーチであるために、誰よりもコーチを活用する。
専門家やプロの力を借りて、スキルを磨く。
そんな経験が、コーチとしての引き出しを増やし、成長につながるのではないでしょうか。
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