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経営者のふるまい、従業員の◯◯で全部バレてます!

コーチング研修を実施して3期目となる企業でのお話です。

最近、研修中に嬉しい言葉を聞きました。

「中井コーチ、最近社外の人に『〇〇社の皆さんは、みんな仲良いですね』とか『会社に訪問したときの雰囲気が以前とはぜんぜん違う!』と言われるんです」

このエピソードを聞いて、とても嬉しくなったのと同時に「関係性の変化は社内だけでなく、社外にも伝わるよな〜」としみじみ思いました。

「組織にポジティブな変化を起こしていく」ということを考えるにあたって、私は経営者のみなさんに伝えたい重要なメッセージがあります。

それは「経営者は自分のふるまいがどのように組織に影響を与えているかを知らなくてはいけない」ということ。

挨拶を見れば、組織の状態も経営者の心の状態も一目瞭然!

なぜ、「経営者は自分のふるまいがどのように組織に影響を与えているかを知らなくてはいけない」のか?

それは、会社組織は「経営者の心、ふるまいを映し出す鏡」だからです。

そして、組織の状態を社内外の人間問わず、誰でも簡単に把握できてしまうのが「挨拶」なのです。

挨拶のなかった会社が温かみのある組織に変化していった話

実は冒頭でご紹介した企業も、私がはじめて訪問した時は、お世辞にも「気持ちの良い挨拶ができている」という状態ではありませんでした。

皆さん、仕事には集中していましたが、社外からやってきた私に対して「自分には関係のない訪問者」という雰囲気が漂っていたのです。

「自分には関係がないけれど、大人として無視することはできないから、目をあわさないでおくのが無難」

そんな気持ちだったのだと思います。

そのような状態でしたから、研修を開始した当社は社員同士のコミュニケーションも希薄な状態でした。

しかしコミュニケーションについての研修を重ね実践していくうちに、社員同士の関係性に変化が起こってきたのです。

そして、今では社外にも、本来この会社で働くみなさんが持っていた思いやりが表現されるようになったのです。

ちなみに、経営者とのコーチングセッションで、クライアントによくお伝えしているのは「挨拶には3ランク」あるということ。

私のような社外の人間が訪問した時の対応の違いです。

Aランク:自分から進んでお客様に挨拶できる
Bランク:挨拶をされたら返すが、自分から先に挨拶することはない
Cランク:挨拶を回避するために気づかないフリをし、視線を合わせない


挨拶なんかで売上あがるんですか?はナンセンス!

「挨拶が大切」という話をすると、「そんなことしても売上に関係ないだろ」という声を聞くことがあります。

たしかに、店舗商売やサービス業でなければ、挨拶は売上に直接関与しないかもしれない。

しかし、挨拶という無料かつ、シンプルなことが徹底できなくては、実務的戦略を遂行していくことなんてできるはずがありません。

挨拶ができないようなコミュニケーションが希薄な組織で、力を合わせて成果を出すことができるはずもありません。

挨拶というのは、売上をあげていく組織の「土台」なのです。

経営者は従業員のためにも自分の影響力について理解しよう

従業員同士、従業員の方がクライアントや社外の協力者に気持ちの良い挨拶ができているかどうかは、経営者と従業員の関わりが如実に現れています。

だからこそ、経営者は従業員との関わり方、そして自分が組織に与える影響力について理解して行く必要があるのです。

気持ちの良い挨拶ができる会社は健全な組織

もしあなたの会社が、今日の時点でCランクの挨拶だったとしても、気を落とさないでください。(社長であるあなたにはCランクであることすら見えない状態になっているかもしれません・・・)

経営者のあなたが自分に向き合い、従業員との関わり方に変化を起こせば必ずAランクの挨拶を行える組織に成長します。

中井茉由子のコーチングセッションFOR EXECUTIVESでは、経営者が自分自身の影響力について、自己理解を深め、組織の成長につなげるためのサポートを行っています。

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と、思う方はぜひご相談ください!


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