23. ピアノを弾く脳みそ。
イメージで弾けるようになるもんなんだ、と再認識した話。
小1?〜中2まで、約8年ピアノを習っていた。
どーーしてもまた弾きたくなり、30代になってから電子ピアノを購入した… が、
弾 け な い 。
①まず、指が動かない(筋力の問題)
②指の勘が悪い(弾きたい鍵盤でない場所を押さえてしまう)
③音符や記号がぱっと読めなくなっている。(完全なる法則忘れ)
④どうやって暗譜するのか忘れた。(如何に若い頃無意識・感覚的にやれていたか!)
不思議なもので、昔弾いていた曲は弾ける。
「指が覚えている」のだ。
…で、↑の状態にするまでにどうしたらいいんだっけ??(笑)
HANONを弾けば①と②は回復してゆく。忘れた楽譜記号はググる(笑)
あとは、ひたすら音符を「ドレミファ」で書き込んで、声に出して歌いながら弾く。(かなりダサい!内心恥ずかしい!無駄なプライドがプルプル震えている!!)
…これを繰り返すうち、ある日急に感覚を思い出した場面があった。
指の形と音で覚えるんだったわ。
「ドレミファ…(言語)」で覚えるんじゃなく、脳みその反対側(右脳)+小脳を使う感じ。
音階は後づけで勝手に言える。
久々のこの感覚に、すごく気持ちよく懐かしくなった。
記憶する身体。
自転車が乗れるようになったり、泳げるようになる、バスケのシュートetc…
あまり考えず感覚的に出来るようになるもの。
大人になると新しいことを習得する機会が少ないから、あんまり刺激が入らない部分の脳みそを使うことになる。
うん、これはいいかもしれない!
しかし、本当に時々しか弾かないのでいつ新しい曲をマスター出来るやら…
結局毎回HANON(筋トレ)からやり直している。