言葉の力
新約聖書『マタイによる福音書』6章34節
「だから明日のことまで思い悩むな。明日のことはあす自らが思い悩む。その日の苦労はその日だけでも十分である。」
私が聖書の言葉の中で1番好きな言葉。
私の本質を的確に貫いている。
明日のことばかり気にやんで、明日を恐れていた私に、今日という時間の貴重さを教えてくれた言葉。
けして、私はキリスト教徒というわけではないけれど、ふと思い病んだ時に協会へ足を運ぶ。
そこでは私のことを暖かく迎えてくれる。
それは私の過去を知らない人だけしかいないから。
私を知る人がいないから。
1度洗礼を受けようとしたことがあった。
けれど、私のような者が救いを求めてはいけないのだと自覚したから、結局断念した。
私は救われるのではなく、
過ちを悔いて、
罪を背負っていかなければならない。
一見壮大に見えるが、
本質はちっぽけなもので、
今を生きる大人達には、私の過去など、鼻で笑い、数分後には忘れてしまうようなことだ。
そんなことだから、
私は明日のことまで思い悩むのはやめた。
私の悩みなど周りからすればちっぽけなものだから。
私の求める手はいつも空をかき、
私の苦悩は誰も知らない所で消える。
明日も
じゃなくて、
明日は
今日1日ご苦労様!
おやすみなさい!!