「自分らしさ」の正体とは。
こんにちはー。占い師の先生まゆちんです。
さて、こういう心に関するお仕事をしているとよく
「自分らしさ」
についてテーマを感じている方をよくお見かけします。
言葉で言うととてもシンプルですが
そもそも「自分らしさ」って
なんでしょうね。
「自分らしく生きる」とはなんでしょう。
占い師として、また心理セラピストとして
色々な方の人生に寄り添ってきた結論として
実に「つかみどころのない」言葉だと感じています。
「あなたらしさはこうです」
とハンコを押すように
いえるものでもないし、
一言で言えそうな気もするし。
ただ、一つ言えるのは、
この「自分であろうとする姿勢」は
人生をとても豊かにしてくれる。
そう実感しています。
というか、そうしようと思わなくても、
どのような人でも、どのような状況でも
人は「自分であろうと」
必死に生きているのではないでしょうか。
私が好きな海外のドラマで
足の痛みを抱えた医者が、
その痛みとの葛藤から
天才的な発想で患者を
救うというものがあります。
彼は言います。
「これが俺なんだ!
この痛みがないと天才性が発揮できない。
これでいいんだ。」
と。
そんな彼に対し、
彼の幸せを願う周囲の友人たちは言います。
「あなたは幸せになることを恐れている。
わざわざ痛みを選ばなくて良い」と。
確かに。そうかもしれません。
彼はもっと楽に生きる方法が
あるのかもしれません。
間違っているかもしれません。
しかしこうもいえます。
彼は「懸命に自分であろうとしている」だけだと。
色々な心に問題はあるでしょう。
でも、そういう歪みを含めて
「彼らしさ」なのです。
(ただ、問題ではありますが・・・。)
なにがいいたいかというと、
「その人らしい人生」がどのようなものか、
それはとてもつかみどころのないものだし、
どんな生き方が正しいかなんて、
他人が一枚岩で語れるものではないということです。
「これが本当の自分らしさである」とか
「これは偽物だ」と
簡単に言い切れるものではないとわけです。
うん。愛すべき存在ですね。
人間って。
つまり、どんな人も
「自分であろう」としているのですから
それを否定するのは”何かが違う”と思うのです。
ですが、心のことや
見えない世界について理解が進むと、
時折、私達は悩んでいる人、
生きづらさを抱えている人を
無意識にではありますが
「可愛そうな人」としてみることがあります。
「もっとこうすれば幸せになれるのに」と。
何かしら「生き方の正解」なるものに
無意識にその人を当てはめようとする、
そんな事が起こりえます。
もちろんそれは痛みを取り除く
とても有益で素敵な方法でもあります。
一つの「ある幸せのカタチ」に当てはめることが、
その人の痛みを取り除くことにも繋がります。
それはとても生産的な取り組みで
私も取り組んできたことです。
そこに集中して、役割をまっとう
しなければならないときもあります。
でも、占星術師、占い師は
少し違ったアプローチができると思うのです。
懸命に自分であろうとしている
目の前の人、または自分自身を
ただ、ただ星を通じて
丁寧に丁寧に語ったり
表現したりする。
「自分らしさ」は時との絡みの中で、
日々変わりゆくもの。
でも、変わらない核のようなものもあります。
だから、「自分らしさの正体」は
丁寧に語ることで
徐々に輪郭をあらわにします。
(とはいえ、それが全てでもないけど。)
これは単なる解釈や予知という
枠を超えている営みでは
ないでしょうか。
そんな風に
「自分らしさ」を
占い(占星術とか)から拾い上げることが大事。
占いから拾い上げた
一つのキーワードが取っ手となり
新しい扉を開くきっかけになることは
多いにあり得ます。
特に占星術とかにできることじゃないかな〜ってね。
だから、この数ヶ月、
もう一度、「占星術にできること」
を掘り下げていました。
だって形にしたいし、伝えたいしね。
うーんうーんって
必死に言語化し、星と自分を結びつける
作業をたくさんして、うーーんうーんと。
(唸ってばっかり・・・笑)
なんとか形にしたい!丁寧に丁寧に
星読みのノウハウとか知識より
もっと大切な大切な
魅力を語りたいってね。
誰にでもできる「心の奥に響かせる星読み」
を伝えたい!という思いがあるのです。
(2021-05-02の記事より)
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