見出し画像

タロットが見せてくれるもの。集合的無意識の視点①

どうも、作家/占い師の先生まゆちんです。

さて、今日は
私のベースにある
集合的無意識の視点について

タロットの切り口から
深めていこうと思います。


集合的無意識の視点については
結構いろんな所で話しているのだけど

いよいよ本当に必要やな、と感じているので
あらためて記事に残しておこうと思います。


さて、早速本題です。

私はタロット使って
お悩み相談にのったりとか
講座をしているわけなのですが・・


そもそもですね

なぜタロットが
その場にいない人の
気持ちを占うことができたり

まだ知らない未来を
占えたりするかというと


・・・


それは、

わたしたちが
集合的無意識でつながっているから

なんです。


この「集合的無意識」という言葉は
心理学者ユングが提唱したもので

私たち一人ひとりは
個別の存在だけれど

根底にはすべての人が繋がっている
領域があるという考え方。


図にするとこんな感じ

タロットは
この集合無意識の情報を

わかりやすく象徴として
私たちに見せてくれているってこと。

そして、その集合的無意識との対話が
タロットでしていることだったりします。


でね、
この集合的無意識というのは
二人以上の人間が集まると
自動的にできるようになっています。


たとえば
夫婦二人の集合的無意識だったり

親戚を含めた家族全員の集合無意識
っていうのもあったり

なんなら、全人類の集合無意識ってのも
あったりするんですね。


・夫婦二人でいるときの”私”や”相手”
・親戚の集まりの中でいるときの”私”や”親戚”
・会社で仕事をしているときの”私”や”仕事場の人”
・大衆のなかにいる”私”や”大衆のひと”

人物としては、同じ人だったとしても
それぞれの場所での振る舞いや、在り方は
全く同じではない。


それは、それぞれの集団における
”私”の役割が違うから。


たとえるなら
浸かっている足湯が違う、みたいな。

夫婦で足湯に入っているとき
親戚が集まって足湯に入っているとき

はたまた仕事場や
大衆のなかで足湯に入っているときでは
明らかに様相が違いますよね。


私たちは、知らず知らずのうちに
個々の集団から
それぞれ違う影響を受けていて

その関係性によって
現実を作り出したり
自分の個性を作り出したりしている

ってことなんです。


だから
タロットで見ているのは
この「集合的無意識」の影響を受けた

さまざまな関係性のなかにいる
”私”や”相手”の振る舞いってわけです。


たとえば
ちょっとネガティブな例ですが
一人でいるとすごく良い人なのに
集団になると誰かいじめる人っているんですね。

もちろん、これは
そのひと個人の問題もあるのですが

一方で、集合的無意識の視点からみると
そこにいる集団の集合的無意識が
そうさせているとも言うことができる。


ってことは
いじめている当人だけでなく

その集団のなかにいる一人ひとりが
何らかの”いじめてしまう”空気や在り方を
無意識のうちに作ってしまっている
ってことだと思うんです。


みんながその一部である、というかね。


これは逆にいうと
その中の一人ひとりの意識が変われば
現実を変えていくことができるってこと。


よく、いじめっ子を排除しても
問題は解決しない、と言われるのですが

それは、集団がそうさせている限り
一時的に”悪”を排除したとしても
また同じようなことが起こる。


大切なのは
悪を排除することではなく

その現実を作りだしているのが
私たち一人ひとりの意識である
という視点から見てみること。


そこで、はじめて
その集団の一員である

「私はどうすればいいか?」

という考え方をすることが
できるんじゃないかと思っています。


その視点で物事を見るのが
私はタロットだと思っているんです。


ちょっと話はそれますが
物理学では、原子や分子の繋がり方で
物質が変わってしまうことが
よくあるみたいなんです。


たとえば
炭素という原子があるんですが
この炭素のブツブツって
鉛筆の芯にもなれるし
ダイヤモンドにもなれるんですよ。

同じ炭素でも
互いの原子がぎゅっと強めに
繋がっていたらダイヤモンドで
ゆるめに繋がったら鉛筆になる。

ダイヤモンドの結晶構造
黒鉛の結晶構造

このなかの炭素くんが
ダイヤモンドのギュッとした
繋がりの中でいる場合と

すこし緩めの鉛筆の繋がりの中でいる場合では
おそらく違う表情をしていますよね。


ある炭素くんは
本当は鉛筆のような物質を作りたいのに

ギュッとダイアモンドを頑張っていた
っていうこともあるかもしれないよね。

その逆もしかり。


要はですね
タロットが見せてれくるものは

その会社の中の
夫婦関係の中の
先祖を含んだ家族の中の
もっと広い宇宙全体の中の

人と人の間にある関係性から
わたしたちが無意識に
現実化しようとしているもの、であるわけです。


だからこそ
集合的無意識と会話をしながら

「私は本当にそれを望んでいるのか?」


もし、望んでいないのだったら

「どうなったらいいのだろうか?」


そんな風に「場の視点」を
しっかりと持つということが

これから物事を進めていくうえでは
とっても大事になってくるだろうな
というお話でした。


お読みいただきありがとうございました。


◇まゆちんのタロット講座【無料】のお知らせ◇
手軽な集合的無意識との対話を
ぜひ体感してみてくださいね!
申し込みはこちらから↓↓
https://iroironoiro.info/l/c/5ogU81PT/xHacH6Nd
人数が集まったら開催予定です。


<かげした真由子(まゆちん)の星的私的メルマガ>
最新の情報はメルマガよりお知らせしています!
メルマガ登録はこちらから


いいなと思ったら応援しよう!